約 134,829 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/55296.html
登録日:2023/12/09 (土曜日) 11 45 00 更新日:2023/12/27 Wed 23 04 31NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 Magic Ruler -魔法の支配者- コントロール奪取 ライフ回復 強奪 禁止カード 装備魔法 遊戯王 遊戯王OCG 魔法カード 強奪 装備魔法 このカードを装備した相手モンスター1体のコントロールを得る。 相手のスタンバイフェイズ毎に相手は1000ライフポイント回復する。 【概要】 遊戯王OCGにおける魔法カードの1枚。 初登場は2000年4月の第2期パック「Magic Ruler -魔法の支配者-」からで、OCGの中でも極めて古参カード。 絵柄は男性が荷物を別の男性に奪われて逃げ去る瞬間の情景。後に革命を起こされる国の一幕であろうか。 現在は禁止カードとなっているが、現役時には当時のデュエリストではデッキに組み込んだことのない者はほとんどいないであろうかつ、相手に使われた経験のない者は一人もいないであろうほどに環境とともにあったパワーカードであった。 その性能は一言で言えば、数あるコントロール奪取系カードにして装備魔法カードの中でも最強格の1枚。 現在は制限カードである《心変わり》と双璧を成している。 このカードの強みを簡潔に説明すれば、 「発動条件が無く、永続的にコントロールを奪うことができ、攻撃や効果の使用にも一切の制限が無い」 ことになる。 現在のコントロール奪取系カードを知っている人からすれば論外のパワーカードであるのは一目瞭然だろう。 細かく利点を解説すればこのようになる。 発動条件が無い 現在のコントロール奪取系カードは《心変わり》や《精神操作》などの初期のカードを除き、なにかしらの条件やコストを払って発動できるものがほとんどである。 モンスター効果も《No.11 ビッグ・アイ》のようにどんなデッキでも出せるわけではない重いものがほとんど。 霊使いではコントロール奪取に成功するためには入念な準備と運が味方してやっとである。 かなり緩い条件でコントロール奪取できるグレイドルも特定の条件での破壊か戦闘破壊という段階を踏む必要があるが、《強奪》にはそれもない。 永続的にコントロールを奪える 大概のコントロール奪取カードは《心変わり》のように「そのターンのエンドフェイズまで」という制約がついている。 このため、奪ったモンスターをそのターンのうちに素材にして消費するか、そのターン中に勝利を確定しなければいけないというプレッシャーを使い手は強いられる。 だが《強奪》は奪いっぱなしにできるのでその心配はない。なにも考えずに使用しても「1 2」交換が成立する莫大なアドバンテージを得ることができる。コントロール奪取系カードは成功すれば《強欲な壺》以上のアドバンテージを得られる可能性があるが、《強奪》はその中でも発動条件の無さと特にかみ合っている。 上記のグレイドルにもこの点は当てはまり出張要員にもできるが、召喚権を消費することや専用デッキを構築しなければ十全に発動できないため、どんなデッキでも気にせず入れられる《強奪》とは汎用性では比べ物にならない。 攻撃や効果の制限。素材としての使用にも一切の制限がない 《大捕り物》など、特に近年のコントロール奪取系カードには「奪ったモンスターは効果の発動や攻撃ができない」といった何らかの制約がついたものも多い。 要するに強力な封殺能力持ちやフィニッシャー級の《ヴァレルロード・S・ドラゴン》だろうが《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》だろうが奪っても自分の戦力にはできずに素材として消費することを最初から強いられるわけだが、《強奪》はそのままこちらの戦力にできる。 この点は《心変わり》と同等であるが、上記の永続的にコントロールを奪えることと組み合わさって、そのターンにとどめを刺せなかったとしても強烈な妨害効果が相手に向かうことになる。 装備カードであるという点 この点は欠点と利点の両面を持っている。 利点のほうでは、装備カードのサポートを受けることができる。 説明不要の《アームズ・ホール》でのサーチ・サルベージでの使いまわし。通常召喚権の消滅も相手モンスターの奪取に成功すれば気にならない。 ノーマルカード これほどの超絶性能でありながら初出のレアリティは最低のノーマル。 昔のストラクでも何度かノーマルで再録されており、サイフポイントの少ないお子様でも簡単に3積みできるほど手に入った。 登場から僅か1か月後に規制を入れてるのに当時のコナミは何を考えていたのか。 ちなみに当時の再録パック「DUELIST LEGACY Volume.1」に収録された際にはスーパーレア、「BEGINNER S EDITION 1」ではウルトラレアに格上げされている。 これらの数々の利点が抜群に噛み合っていることで、最強のコントロール奪取カードにして最強格の装備カードと呼んで過言ではない。 とはいえこの世に完全無欠のカードというものは無い。かなり大きな欠点も背負っている。 対象をとる 大半のコントロール奪取カードにも共通するが、対象にとる効果への耐性やカウンターには無力。 《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》や《オベリスクの巨神兵》相手には発動すらできないし、 《青眼の光龍》《シャイニート・マジシャン》などには無効化される。 サクリファイス・エスケープでも回避されてしまう。 類似の弱点として魔法カードであるので魔法封じも効く。 なんの冗談か悪政を敷いて民衆に反乱を起こされる王様の《王宮の勅命》で無効にできる。あの王様も盗賊を取り締まるとかやれば仕事できるじゃん 装備カードであるという点 利点も大きいが欠点も大きい。 まず装備カードの絶対条件として裏側モンスターには装備できないので、裏側モンスターは奪えない。この点は《心変わり》に明確に劣る。 装備状態が確定して初めて効果を適用できるのも装備カードの条件なので、発動に対して《サイクロン》などで破壊されてしまうと奪えずに不発になる。 装備し続けることで効果を適用するため、奪った状態であっても《強奪》が破壊されればそのモンスターは相手の元に帰ってしまう。 一方で裏側表示に変更する《月の書》などでは条件が異なり、《強奪》の発動に対してその相手を《月の書》で裏側にされてしまった場合は対象不適切となってコントロール奪取はできないが、すでに奪ったモンスターを裏側にされても《強奪》は対象不在となって破壊されるが装備していたモンスターは《強奪》との関係がリセットされるのでモンスターは元の持ち主には帰らない。 相手のスタンバイフェイズごとに1000ライフ回復させてしまう。 インフレが進んだ現在ではほぼ無視できる欠点ではあるが、当時は《光の護封剣》での時間稼ぎが有効な環境であったので、睨み合いになっているうちに相手のライフが万を超えてしまうという事態もままあった。 その為、奪ったモンスターは早々にリリース(生け贄に)してしまうのが定番だった。 一応《シモッチによる副作用》でバーンしたりもできた。 先攻では使えない 先攻制圧が絶対正義のようになっている現在だからこその欠点と言える。 当たり前だが相手モンスターがいなければコントロール奪取カードは意味が無い。《心変わり》が制限復帰しながらも採用率の低いのはここにある。 だが0ターンで展開してくるティアラメンツのようなデッキもあるので、まったく無意味かというとそうでもない。 などの欠点によって対処方法は明確であり、もっとも有効なのは《サイクロン》などの速攻魔法で奪われる前に破壊してしまうこと。 そのため現役時は《サイクロン》を対《強奪》用に温存しておくのは基本戦術であった。 しかしそれでも『入れない理由が無い』というほどのパワーカードだったことは紛れもなく、制限と禁止を行ったり来たりした後に2007年9月以降はずっと禁止入りしている。 《心変わり》でさえ帰ってきて、しかも採用率がそんな高くない今では禁止カードにするまでもないのでは? という意見もあるが、こちらには「奪いっぱなし」にできるという点と「装備カード」としての利点があるので難しいという話もある。 少なくとも制限復帰したら《聖騎士の追想 イゾルデ》を使うデッキでは必須カードとなるだろう。 その場合は《焔聖騎士-リナルド》で即座にサルベージしてコントロール奪取するコンボが可能となる。 しかも戦士族をある程度使うデッキなら入る出張要員となるため、やはり制限復帰は難しいかもしれない。 海外では2015年1月に一度制限に緩和されたことがあったが、僅か3か月後に早々に禁止カードに逆戻りしている。 ちなみに、環境で活躍しまくった汎用パワーカードでありながらアニメで登場したことはない。 【類似カード】 (こちらでは『装備カードとなってコントロール奪取するカード』を紹介。その他の類似カードは《心変わり》を参照) 《薔薇の刻印》 アニメ遊戯王5D sで十六夜アキが使用した、墓地の植物族を除外することでコントロール奪取できる魔法カード。 比較的緩い条件で発動できるが、相手のターンになると奪ったモンスターが帰ってしまう。 一応さらに次の自分のターンには再奪取できるが、今の環境でそんな悠長が許される可能性は限りなく低い。 植物族には装備カードとのシナジーもほぼ無いため、《心変わり》の下位互換と呼んで差し支えないだろう。 余談だが、DUEL TERMINALで《夜薔薇の騎士》と共にスキャンするとアキをイメージした隠しデッキを使うことができる。 《堕落》 フォーリン・ダウンと呼ぶ。調整された《強奪》としてはもっとも知名度の高いカード。 フィールドに「デーモン」のカードがある場合でないと自壊する条件がついたが《強奪》のメリットはそのまま、相手ターンのデメリットが回復から自分に800のダメージと変わったものの、明確に《強奪》を意識したカード。 ただ維持条件自体は緩いが、相手モンスターを《迅雷の魔王-スカル・デーモン》などを呼ぶために生け贄にしたい場合でもまずは下級デーモンを呼ばないと使えなかったり、呼んだデーモンモンスターを《奈落の落とし穴》で除去されてしまって腐ったりと、【デーモン】でも扱いにはよく考えて使う必要がある。 維持条件になるデーモンカードは魔法・罠でもよいため、《デーモンの斧》や《デーモンの宣告》でも可。 もちろんこのカードのためにデッキバランスを崩してしまっては本末転倒なのでよく考えて詰むこと。 デーモンがいなくても発動自体はできるため、《白竜の忍者》など何らかの方法で自壊を防いでしまえば《強奪》と変わりない運用ができる。 追記・修正は《鉄の騎士 ギア・フリード》を奪おうとして腰を痛めてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] このカード、下手に一度海外で返した際に即禁止戻りしたっていう面倒臭い実績があるのと装備は煙玉みたいなのすら禁止に行ってしまったって経緯があるから解除レースからは意外と外れてるカードっぽいよね。実際に使われるかはともかくとして -- 名無しさん (2023-12-09 12 22 42) イゾルデでこいつ落としてリナルド→こいつ拾って相手に装備→リンク4が簡単に繋がるし、先攻1ターン目に使えない点以外の欠点はほぼ無いな -- 名無しさん (2023-12-09 12 31 32) デッキによっては心変わりよりアクセスしやすいから下手すりゃ心変わりより凶悪って面もあるからなぁ。それに先攻制圧が主流とは言え、捲り札が増えた今は先攻1ターン目に全てを賭けるデッキより2・3ターン続けられる継戦能力があるデッキが台頭しつつあるから「1ターン目の展開途中で確保しておいて返しのターンに備える」なんて動きも出来そうだし… -- 名無しさん (2023-12-09 12 31 49) やしきずの禁止カード説明で出てきたのが印象的だった -- 名無しさん (2023-12-09 12 55 31) アニメで出るとしたらキースあたりが使ってきそう -- 名無しさん (2023-12-09 13 53 36) 近年の類似カードといえば御巫の誘い輪舞。 -- 名無しさん (2023-12-09 14 00 17) 相手が発動した効果は受けないというのを貫通できるのは大きい(装備魔法の効果は永続効果のため発動した効果ではない) -- 名無しさん (2023-12-09 20 37 49) マハーヴァイロ全盛期にメタとして使えた。 -- 名無しさん (2023-12-09 20 54 55) 制圧能力持ちパクってそのまま維持が出来るのはやっぱり強い -- 名無しさん (2023-12-09 21 16 32) ホルスの黒炎竜の全盛期には強奪で奪われないってのがすごい強みだった -- 名無しさん (2023-12-09 21 24 17) 後手捲りに強引なものが増えてるしこれぐらいは許されそうな気はするけど、やっぱ装備魔法っていうのが禁止解除を面倒にさせてる要素なのかね -- 名無しさん (2023-12-09 23 26 08) ↑上でも書いたし記事にも書かれてるけど、それに加えてそこそこ前とはいえ海外で「大丈夫だろと軽い気持ちで返したら即禁止戻りした」っていう実績があるのは結構珍しいよね -- 名無しさん (2023-12-10 02 24 18) 心変わりが許されてるんだから許されない理由は装備魔法であることだろうね。MDだと心変わり準制限で強奪禁止なんだからなおさら。 -- 名無しさん (2023-12-10 16 47 24) 死者蘇生が制限で許されてて早すぎた埋葬が未だ許されないのも装備魔法だからだしね。同じ効果なら通常魔法<<<装備魔法の関係はもはや絶対的なもの -- 名無しさん (2023-12-10 17 58 48) 強奪と言いつつ代金(ライフ)払ってる矛盾。全然釣り合いが取れないけど -- 名無しさん (2023-12-11 17 54 45) また海外で強奪帰って来たけど代わりにイゾルデが収監か。まぁイゾルデは色々悪さしてたからね… -- 名無しさん (2023-12-20 06 14 50) 海外でまた制限に戻ったけど前例があるしまた禁止に戻りそうな気がするな。もしも日本でも強奪が制限緩和されるとしたらどんな環境なのか気になる -- 名無しさん (2023-12-20 08 20 02) でもまぁ、本文でも言われてるけど先行じゃ役に立たないからな。自分から相手の場に強力なモンスターを召喚するカードでもあれば話は別だけどそんなカードあるわけ -- 名無しさん (2023-12-20 09 45 52) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/34831.html
登録日:2016/07/20 (水曜日) 11 00 00 更新日:2024/04/08 Mon 13 03 40NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 CP新規収録カード アクアアクトレス アクアリウム 水属性 水族 湿地草原 熱帯魚 遊戯王 遊戯王ARC-V 遊戯王OCG 遊戯王OCGデッキテーマ項目 アクアアクトレスとは「コレクターズパック-運命の決闘者編」にて登場した遊戯王OCGのテーマのひとつである。 現在までのところ、発売パック以外での追加は見られない。 概要 アニメARC-Vにおいて鮎川アユが使用したテーマで、全モンスターが水属性・水族で統一されている。 また、専用サポートとして「アクアリウム」という永続魔法カテゴリもある。 見た目は愛らしい姿をした熱帯魚のモンスターたちであり、基本ステータスもかなり貧弱である。 モンスターはすべてノーマルで収録されており、レアカードは全体でも二枚だけと、そろえるのはかなり容易。 なによりテーマ全体で、モンスター三種類、魔法三種類、罠一種類と、おせじにもプッシュされているテーマとは言いがたい。 知る人ぞ知るマイナーなテーマデッキと言ってしまってもいいだろう。 が、あなどるなかれ。この愛らしい熱帯魚たちは、遊戯王OCGの中でもトップクラスの脳筋デッキであるのだ。 主要カード紹介 モンスターカード【アクアアクトレス】 見た目は魚だが、水族である。アニメでは魚族だったのに。(*1) アクアアクトレス・グッピー 効果モンスター 星2/水属性/水族/攻 600/守 600 (1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。 手札から「アクアアクトレス」モンスター1体を特殊召喚する 他のアクアアクトレスモンスターを展開できるカード。 同名ターン1制限がないので、手札にグッピーが3枚あれば3体特殊召喚できる。 特殊召喚できるモンスターはレベル制限がないので、後述のアロワナはこいつがいてこそ最大に輝く。 アクアアクトレス・テトラ 効果モンスター 星1/水属性/水族/攻 300/守 300 (1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。 デッキから「アクアリウム」カード1枚を手札に加える。 アクアリウムのサーチ効果。ショーの開幕を告げる青い死神。 アクアアクトレス・アロワナ 効果モンスター 星6/水属性/水族/攻2000/守2000 (1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。 デッキから「アクアアクトレス」モンスター1体を手札に加える。 こちらはアクアアクトレスをサーチする。後述のとおり、ある意味では遊戯王OCG最強のモンスターである。 魔法カード【アクアリウム】 テトラでサーチできる魔法カードであり、このデッキの要。場から墓地に送られた時水族を蘇生するという共通効果を持つ。 1ターンに1度の制限や蘇生する水族のレベル制限もないため、能動的に破壊して高レベルモンスターを並べたり、 ブラフとしてセットし、相手の除去を誘う手もある。 水舞台(アクアリウム・ステージ) 永続魔法 (1):自分フィールドの水属性モンスターは、 水属性以外のモンスターとの戦闘では破壊されない。 (2):自分フィールドの「アクアアクトレス」モンスターは 相手モンスターの効果を受けない。 (3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合、 自分の墓地の水族モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。 この効果の発動後、ターン終了時まで自分は水族モンスターしか特殊召喚できない。 アクアアクトレスの防御カード。コンボが整うまで脆弱なアクアアクトレスを守ってくれる。 また、現在の除去はモンスター効果に頼ることが多いために(2)の効果も優秀。 破壊耐性の(1)、蘇生の(3)の効果を目当てに他デッキに出張させることもできる。 水舞台装置(アクアリウム・セット) 永続魔法 (1):自分フィールドの水属性モンスターの攻撃力・守備力は300アップする。 (2):自分フィールドの「アクアアクトレス」モンスターの攻撃力・守備力は300アップする。 (3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合、 自分の墓地の水族モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。 この効果の発動後、ターン終了時まで自分は水族モンスターしか特殊召喚できない。 全体強化カード。強化値は微々たるものだが重ねがけ可能な上に、水照明との混成で一気に凶悪化する。 水照明(アクアリウム・ライディング) 永続魔法 (1):「水照明」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。 (2):自分の「アクアアクトレス」モンスターが 相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動する。 その自分のモンスターの攻撃力・守備力はダメージ計算時のみ倍になる。 (3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合、 自分の墓地の水族モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。 この効果の発動後、ターン終了時まで自分は水族モンスターしか特殊召喚できない このデッキのキーカード。その効果は、アクアアクトレスがモンスターと戦闘する際にノーリスクの『リミッター解除』を発動するも同じもの。 また、ダメージ計算時に発動するためにオネストに強いのも利点。 罠カード 水物語‐ウラシマ 通常罠 (1):自分の墓地に「アクアアクトレス」モンスターが存在する場合、 フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。 ターン終了時まで、そのモンスターの効果は無効化され、 攻撃力・守備力は100になり、相手の効果を受けない アクアアクトレスが墓地に存在する必要こそあるが、非常に多様な用途に使える罠カード。 相手の効果発動にチェーンして無効化したり、相手・自分の攻撃宣言時に相手モンスターを弱体化したり。 効果耐性付与もあるので、「罠の効果を受けないモンスター」や魔法罠の効果から自分のモンスターを守ったりもできる。 どれか一つを選んで適用するわけではないので注意。 ただし水舞台と併用すると効果耐性がつき、水照明があると脳筋と化して戦闘破壊されず……と なかなかアクアアクトレスが墓地に行ってくれないで腐ることも割とあったり。 事前に準備として鬼ガエルでアクアアクトレスを墓地に送っておくといいだろう。 デッキ解説 動かし方は非常にシンプルで、アクアアクトレスモンスターをアクアリウムで強化して殴るだけのビートダウンデッキである。 近いところを探せば「ベン・ケイ1キル」に似ていなくも無い。 ここで『強化』と聞けばデュエリスト諸君は、「なあんだ」とがっかりされている方も多いだろう。 だがそれはしょうがない。現在の環境は、高ステータスのモンスターを展開して殴り勝つパターンが主流だからである。 『強化』といえば、カード消費が荒く、除去を喰らえば建て直しが不可能になってしまうイメージが強い。 効率で比べても、カードを使って強化するよりも、その分だけ別のモンスターを展開したほうが打点が高くなることが多い。 なにより強化カードは事故率の上昇につながってしまうと、過去に禁止化されたこともあるほどの「団結の力」が 現在ほぼ駆逐されてしまったことを見てもわかるだろう。 が、アクアアクトレスはその弱点を補って余りあるだけのスキルと爆発力を秘めているのである。 まず、アクアアクトレスモンスターの効果はサーチと展開をひとつずつ持っているだけと簡単であるが、この簡単さが武器となる。 1ターンに一度の制限こそあるが、この手のサーチ・展開カードによくある召喚・特殊召喚時の誘発効果ではなく、起動効果であるために毎ターンに使用できる。 おまけに同名カードのしばりもないため、複数展開すればその分だけ連発することができる。 「テキストが短いカードは強い」を体言しているのだ。 次にアクアリウム三種であるが、これがまたどれも非常に優秀なのだ。 テトラでサーチできるために集めるのは簡単であるし、複数張られる状況になったら相手にとってはかなりうっとうしい。 特に、水舞台装置と水照明の二種が並んだときがアクアアクトレスのショータイムの始まりである。 水舞台装置で600ポイントの攻撃力強化、そして水照明で攻撃力倍加。 これだけでも、元々の攻撃力が300しかないテトラが、(300+600)×2=1800と、アタッカークラスになる。 グッピーならば2200となり、上級モンスタークラス。 さらにアロワナであれば水照明のみでも4000となって神と並び、水舞台装置があれば5200で究極竜騎士すら殴り倒す恐るべき魚となってしまう。 ただし、これはわずか2~3枚の最低限の組み合わせであり、さらに揃った場合には冗談ではないことになる。 アクアアクトレス自体のサーチと展開も優秀だが、水属性・水族で、低レベルで元々は低ステータスであることからサポートは幅広い。 鬼ガエルでテトラとグッピーを墓地に送り、浮上で呼び戻してからのサーチや展開。 やや呼びにくいアロワナのために、粋カエルを投入するのもよい。 特に強力なのが、湿地草原とのコンボである。 グッピーとテトラは湿地草原の効果領域に入るため、攻撃力1200アップの恩恵を受けられる。 この状況で、上記の水舞台装置と水照明が揃った状況に重ねてみるとどうだろう。 テトラ⇒(300+600+1200)×2=4200 グッピー⇒(600+600+1200)×2=4800 と、最低ステータスのノーマルモンスターが各テーマデッキの切り札級を軽く凌駕する、超大型モンスターへと変貌するのだ。 しかも、この強化は装備ビートとは違って、全体強化であり、後から展開したアクアアクトレスもすべて強化される。 もちろん、これ以上に強化することも可能である。 そこに水舞台まで加えれば水属性以外には戦闘破壊されず、相手モンスターの効果も受けない、実質攻撃力4000越えというとんでもないモンスターへと変貌する。 可愛い顔して恐ろしい奴らである。 また、サポートが豊富なこともあって事故率は意外にも低い。 下級モンスター主軸なこともあって、除去を受けても建て直しは難しくないのも利点である。 大型モンスターは除去するのが常識の環境であるので、相手がウルトラレアでギラギラの大型モンスターを並べて安心しているところを、 とんでもない攻撃力になったノーマルの下級モンスターたちが蹂躙するという光景を作り出すことができるだろう。 弱点 利点も大きいデッキであるが、弱点もまた大きい。 サーチ封じ、効果封じ、魔法封じといった要素が刺さってくる。 特に魔法で強化するのが大前提であるために魔法封じは天敵である。 魔法除去も大敵で、羽根帚やツイツイでアクアリウムや湿地草原を割られると弱い。 アクアリウムには破壊された場合に墓地の水族を蘇生させる効果があるので多少のあがきはできるが、 張りなおすまでが無防備となってしまうために大概はそこでやられてしまう。 また、戦闘破壊耐性を持つ相手も苦手であり、除去効果や貫通効果を持つものもないために、対処はほかのカードに頼らざるを得ない。 そして、戦術上、魔法・罠ゾーンを圧迫してしまうのが避けがたい。 アクアリウムを多く並べるのが必須なため、罠カードでの防御がしづらいのである。伏せておける罠はせいぜい一枚が関の山。 相手の布陣を突破するためにアクアリウムで場を埋めてしまうと、追加の通常魔法を使う空きさえなくなることもある。 罠の比率は最低限に抑えるべきだろう。 相性の良いカード 浮上・サルベージ 基本的な水族、水属性サポート。シンプルな蘇生・サルベージはやはり強力。 スターライト・ロード このデッキの生命線であるアクアリウムを大量除去から守ってくれる。 地獄の暴走召喚 グッピーや浮上からテトラを特殊召喚しての大量展開からのアクアリウム三枚のサーチで大量のアドがとれる。 場合によってはグッピーや鬼ガエルを展開してエクシーズにつなげる手もあるだろう。 マジカルシルクハット アクアリウムをセットすれば、バトルフェイズ終了時に2体の水族を蘇生できる。 パラレルツイスター 相手のカードを破壊しつつ、自分からアクアリウムを割って蘇生ができるカード。 ガエル 最近恐ろしい鏡餅が登場した水族デッキ。多めに投入すればランク2が出しやすくなる。 墓地を肥やす能力を持った鬼カエルと浮上から目的のアクアアクトレスを場に連れてくることができる。 更にアクアアクトレスはグッピーの存在から、無理せず餅カエルを正規召喚できる数少ないデッキの一つ。 餅カエルの持つパーミッション効果により弱点である魔法罠除去に対してのカウンターを用意でき、 更に攻撃を引き寄せる魔知ガエルに水舞台で戦闘破壊耐性を与えることも可能と相性はかなりいい。 ジャンク・ウォリアー 場のレベル2モンスターの攻撃力の合計を、自らの攻撃力に加えるモンスター。 湿地草原や水舞台装置で打点の上がったグッピーやテトラがいると…。 グレイドル アクアリウムをはじめとした水族サポートを共有できる。 グレイドル・ドラゴンはアロワナ+スライムJr.、またはスライムJr.+グッピーやレベル2ガエル3体でシンクロ召喚できる。 特に後者の低レベルシンクロはグレイドル・ドラゴンの効果と相まって強力である。 惜しむらくはレベル3グレイドルが湿地草原の恩恵を受けられないことか。 攻撃力3000越えのグレイドル・イーグルが大型モンスターをなぎ倒すのも見てみた……グレイドルの効果? 同族感染ウィルス 元禁止の強力な除去持ち水族モンスター。 除去能力の貧弱なこのデッキにはうってつけのモンスターであり、アクアリウムでの蘇生や強化ももちろん可能。 手札補充能力にも長けているアクアアクトレスとはまさに相性抜群である。 追記修正は……ゴボコボゴボ…… △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] なぜか水族になったテーマ。おかげで魚族はEMソード・フィッシュからインベイジョン・オブ・ヴェノムのEMシール・イールまでの2年間新規無しという事態に…… -- 名無しさん (2016-07-20 13 13 57) グッピーでプライムフォトンを殴り倒した時は快感だった -- 名無しさん (2016-07-20 13 45 15) ブンボーグ「かわいい脳筋テーマと聞いて」 -- 名無しさん (2016-07-20 16 37 02) アロマージ「かわいい脳筋テーマと聞いて」 -- 名無しさん (2016-07-20 17 52 46) ブンボーグは可愛く無いし、アロマージはコントロールよりだろいい加減にしろ! -- 名無しさん (2016-07-20 18 48 56) なんでやブンボーグかわいいやろ! -- 名無しさん (2016-07-20 19 04 12) 餅カエルのお陰でかなり安定する様になった。 -- 名無しさん (2016-07-20 19 32 14) 団結の力や一族の結束込みだとワイトキング以上の脳筋に、まあアンデでもアンワは勘弁な -- 名無しさん (2016-07-20 22 58 29) シーラカンスのせいで水族になったテーマなんだよなぁ -- 名無しさん (2016-07-23 22 42 16) ↑シーラカンスで呼べたらアドがとんでもないことになるからな -- 名無しさん (2016-08-04 11 23 29) クリスタルウイングを真正面から殴り倒しに行けるのがけっこう強み -- 名無しさん (2016-10-20 09 35 00) これも新ルールの恩恵を受けたひとつだな。鏡餅をひとつだせればそれで十分 -- 名無しさん (2017-03-17 16 25 19) リンクのエリアが出たらまた組んでみようと思う -- 名無しさん (2019-06-04 12 19 12) シーラカンスの恐ろしさが間接的に分かるテーマ -- 名無しさん (2021-03-05 12 25 51) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mochewiki/pages/109.html
羽原飛夫使用カード 効果モンスター 《超巨大飛行艇ジャイアント・ヒンデンブルグ》 ▲画面の上へ エクシーズモンスター 《超巨大空中宮殿ガンガリディア》 《CX 超巨大空中要塞バビロン》 ▲画面の上へ 魔法カード 《氷山海》 《バルーン・パーティ》 《運命共有》 ▲画面の上へ 罠カード 《エクシーズ・ムーブ》 ▲画面の上へ
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/4163.html
登録日:2011/01/30(日) 00 44 06 更新日:2024/01/22 Mon 21 48 04NEW! 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 なぜ作った 四代目空気 書くことが無さすぎて追記・編集に困る項目 遊戯王 遊戯王5D's 遊戯王ファイブディーズ 遊戯王登場人物項目 顔が思い出せない 青山とは遊戯王5D sに登場した青年である。 △メニュー 項目変更 行くぞ、ゴーラッシュ!! 『遊戯王ゴーラッシュ!!』絶賛放送中! -アニヲタWiki- いや、本当にこれくらいしか書くことが無さすぎて困る 「じゃあなんで作ったんだよ」 ↓ 「あぁ!それってハネクリボー?」 【概要】 不動遊星がセキュリティによって収容所に送られた先で同じ独房にいた青年。CV 髙木俊(代表キャラはサンレッド) 名前の通り?髪や服装は青っぽい。 またかなりの吊り目でありイケメンながらも何処かアウトローな雰囲気を漂わせている。 誰が一発でこの人の顔を思い出せるかわからないが、セキュリティの風間とブルーノを足して割ったような顔。 「やあ、あんたこっちに来たんだ。嬉しいねェ。上、使っていいぜ。普通はさあ、新入りは下、って相場は決まってるんだけど、大丈夫。俺はこだわらない♪」 このように気さくな態度で遊星に話しかけるが、彼は無言でそのまま二段ベッドの上に行き眠りにつこうとする。 それでもコミュニケーションを取ろうとする青山に対し遊星が掛けた言葉が「ちょっと黙っててくれないか!」最初期の遊星さんのコミュ障っぷりが直に現れたエピソードである。 とはいえそんな不遜な態度を取られた青山であるが、少し怪訝そうな顔をするだけでそれ以上は踏み込まなかった。上下関係にこだわらないというのは本当のようだ。 だが彼は収容所暮らしに飽き飽きしており、なんと脱走を企てていた。どうやら一年近くこの収容所にいるらしく、そのため内部情報に詳しい。 彼の計画はベッドの下に通路を掘り、そこから巨大な吹き抜け窓のある位置まで移動、後は仲間に救ってもらうというものである。 それと同時に遊星の活躍を見ていたこともあり、同じ牢屋だった縁もあり彼に脱出に同行するよう持ち掛けた。また遊星は氷室と矢薙も連れて行ってほしいと頼むと「仕方ない」と言い承諾した。良いやつ過ぎる。 だがその後、遊星が署長とデュエルする事になった。 しかし結構の直前、氷室と矢薙が署長の罠にはめられてデッキを没収されてしまう。 更に遊星は「仲間を見捨てては本当の自由を得られない」とし署長とデュエルすることとなる。 青山は少しリアリスト傾向だったのと、一年間も拘束されていた為自由を渇望していた。なので彼はそんな遊星に詫びつつも一人で逃げようとした。 だが遊星の言葉により心を動かされ署長とのデュエル中に停電を起こし、所長のデュエルディスクに電流を流れさせる。 こうして遊星が逆転するチャンスを作る等の貢献を果たしたが、彼自身も脱出のチャンスを逃した上にセキュリティに捕まってしまう。 だがデュエルは遊星の勝利に終わり、また署長の問題行為が露呈したことで収容所のいろいろな見直しが行われたらしく、青山も近日中の出所が約束された。 以後、彼が表に出る事はなかった… ラスボスフラグ、ラスボスフラグとか騒がれた時期もスライに比べたらそんなになかった。 しかもセリフ全てを合計しても彼のセリフは5分もない。挙げ句殆どが「遊星!」と叫ぶセリフのみである。 だが、失敗が許されない脱出計画に見ず知らずの遊星やその仲間たちを最初は連れて行こうとするなど、少なくとも悪人とは言えない。 ひょっとしたら仲間と言うのは、前髪が尖った方やダイスロールな方や三沢とかだったかもしれない… 現在はネオドミノシティもサテライトも自由になったのでどこかでひっそり暮らしているだろう。 一時期実はブルーノちゃんの正体かと思われたときもあったようななかったような気がしたが、そんなこともなかった。 とかなんとか言ってたら、遊星がリミットオーバーアクセルシンクロを完成させて、チームユニコーンや鬼柳さん達懐かしい面子が一瞬チラチラ映る瞬間に彼がいた事が確認された タイミング的には鬼柳さんが移った次の瞬間の画面右側 少し難しい時の心霊君を探すような感覚だがまずは、顔を思い出す所から (よっぽど目を凝らしてたか、録画を一時停止でもしないと中々見つからないが) 追記・修正あればお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] これがホントの青山(ブルーアイズマウンテン) -- 名無しさん (2013-10-03 00 18 26) ↑こっちのほうが青眼山(ブルーアイズマウンテン) -- 名無しさん (2014-03-22 11 16 37) VRAINSの草薙さんはこいつのリメイクキャラに感じる。草薙さんを見た時にコイツの顔がよぎった -- 名無しさん (2017-06-15 23 18 22) 遊戯王シリーズは時折、視聴者から愛されるモブが出てくるね -- 名無しさん (2020-07-23 20 20 15) いくら空気キャラとはいえタグや本文に声優が載せてもいいんではないだろうか -- 名無しさん (2021-12-05 20 47 17) 初対面の遊星に脱獄計画を持ちかけるとか絶対裏切るキャラだと思ってた。しかし蓋を開ければ脱獄のチャンスを蹴ってまで遊星の勝利に貢献するカッケー男だった。そんな奴すら埋もれるゴッズのキャラ層の厚さ… -- 名無しさん (2022-05-03 21 20 48) アンチノミーの先祖説は案外当たっているかも -- 名無しさん (2022-09-13 07 18 09) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/38262.html
登録日:2017/11/12 Sun 14 23 02 更新日:2024/01/04 Thu 18 46 58NEW! 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 ネタバレ項目 パーフェクト・デュエリスト ペガサス・ミニオン 兄 双子 天馬月行 孤児 遊戯王 遊戯王R 遊戯王登場人物項目 その思いは――私達の中で完結すべきなんだ ※遊戯王Rのネタバレを含むので閲覧注意 天馬月行とは、漫画「遊戯王R」の登場人物。 本作での黒幕・夜行の双子の兄。 概要 元々は双子の弟「天馬夜行」共々、ペガサス・J・クロフォードに拾われた孤児であった。 ペガサスは世界中から優秀な孤児を集め、「ペガサス・ミニオン(寵児)」としてデュエリストやゲームデザイナーを育成しており、 彼も夜行と共にデュエルの腕を磨いていた。 その甲斐あってか、実力をめきめきと上げた月行はミニオンの中でも最強レベルのデュエリストとして成長、 ペガサスをして「パーフェクト・デュエリスト」と呼ばれるほどになる。 この称号を励みにさらに研鑽を重ねていったが、 一方で弟の夜行は未完成のデュエリスト「ラフ・ダイヤモンド」と呼ばれ、周囲からは月行の劣化コピーとして馬鹿にされていた。 これが後々まで尾を引くことになる。 決闘者の王国のラスト、ペガサスは恋人シンディアのカードを残して消息不明になる。 以降、月行はインダストリアル・イリュージョン社(I2社)の再建に尽力するが、夜行はこの頃から超神秘科学体系の研究に没頭していた。 彼はペガサスの遺した「邪神」のカードのデータを発見し、それらの持つ強大なエネルギーを利用しようとしたのだ。 詳しくは本人の項目を参照。 この話を聞きつけた月行は弟の凶行を止めようと手を尽くしたが、逆に三邪神の力で肉体をハッキングされ、夜行の端末として操られることになってしまった。 自由がきかないまま夜行の代行者としてKCに移動、夜行としてマイコ・カトウを降した闇遊戯を相手にデュエルを開始。 高速召喚で生贄を揃えドレッド・ルートを召喚、最強の神ラーの召喚すらも召喚自体を無効化することで優位に立つもリバースコンボで切り返され戦闘破壊される。 その衝撃でハッキングが解け、クロケッツの介入で投了した形となった。 ここでようやく名前と存在が明らかになり、その後は夜行を止めるべく遊戯に同行。 途中遊戯達に対する責任を取る形で二度のデュエルを行ったが、テッド・バニアスには完勝したものの、ミニオン仲間であるリッチーには焦りから来る戦術ミスで敗北を喫してしまった。 幸いにもサーバーのコントロールを取り戻したモクバのおかげで道は開かれ、遊戯と共に夜行のもとに辿り着く月行。 結局のところ、この事態に対してほとんど何も出来なかったこと、 一度は遊戯の道を閉ざしてしまったことから無力を痛感し、全てを遊戯に委ねざるを得なかった兄に対し、 夜行は「パーフェクト・デュエリストも無様なものだ」と優越感を以て罵倒する。 しかし、それに対して月行は言った。 自身の持つ称号にして、誇りであった「パーフェクト・デュエリスト」の名。 ペガサス直々に与えられたそれはしかし、周囲や夜行が思うような「完璧なデュエリスト」のことではないことに気づく。 ペガサスのもとにいた頃からデュエルを重ねていた月行。 連勝を重ねていたが、対戦を重ねるうちに相手との実力差がどんどん埋まっていく。経験を積んでいるのは自分も同じ、ではこの埋まり続ける実力差は何を意味するのか? 対戦相手の成長を実感する月行と、縮むその差。 私の成長は“完了”している…… さながら、RPGのキャラクターがレベルカンストしたかのように。 天馬月行というデュエリストのレベルは、もはや上がることはない。そういう意味で、ペガサスは彼を「パーフェクト」と呼んだのだろう、と。 「完璧な」デュエリストではなく、「完成してしまった」デュエリスト。 若くして「完璧」という頂点に至った月行だが、完成してしまったものはそれ以上変わりようがない。 伸びることもなければ、広がることも変化することもない。成長の余地を失った月行に残されたのは、立ち止まるという選択だけだった。進む道は、もうなかったのだ。 だが、夜行にとっては想定外の事実だった。 彼が邪神を手にし、力をつけたのは、完璧だと思っていた兄への劣等感から。パーフェクトだと呼ばれ、ペガサスの寵愛を受けていた彼を超えたかったからだ。 その兄が、完璧ではなく一つの完成に至ってしまった、行き詰まりのデュエリストであったのならば、それと比較されていた自分は何なのか? その答えも既に示されていた。 夜行に与えられた名は「ラフ・ダイヤモンド(原石)」。磨かれる、カットされる前の宝石。 月行を相手にほとんど互角の勝負を演じ、それでもまだ未完成のデュエリスト。 この先どこまでも、どれほどまでも成長する可能性を秘めた未知数の存在。 最上のデュエリストたるものだと期待されていたのは、夜行の方だったのだ。 それでも行き着くところまで行ってしまった夜行はもはや引き返せず、闇遊戯を相手に激闘を展開。 最終的に邪神アバターが倒され、憑き物の落ちた夜行はデュエルを放棄しようとするが、月行はそれを止めようと叫んだ。 戦いの前に、夜行は言った。 ペガサスとは、ミニオン達にとって太陽だった。月行はその名の通り、太陽の光を一身に受ける月。対する夜行は、光のない闇の中を彷徨うしかないのだと。 そこには別の側面がある。月は太陽がなければ輝けない。ペガサスがいなければ折れるのは、月行の方だ。 だが、夜行は暗闇の中を彷徨っていた。つまり、彼は自らの力で先へ進むことが出来る。 邪神が消えた今、この戦いの先に、ペガサスがかつて見出した「最上のデュエリスト」の姿があると。 決着の後、アバターのカードを破り捨てる夜行と共に、計画の全てに終止符を打った。 ◆使用デッキ 装備魔法を戦力の軸とした【天使族】を主に使用。 発動限定のスキルドレインを内蔵した「エンジェルO7」をエースに据えており、 これを高速でアドバンス召喚することで優位に立つパーミッションビートを戦術の基本に据えている。 装備カードの多さゆえ手札事故が起きやすいが、 それをご存じ天使の施しで解消しつつ、落とした装備カードを「武装転生」でトークン化して展開するなど非常にトリッキーなデッキ。 実は「エースを出すための生贄を高速で揃える」という部分に置いては夜行と傾向が同じ。 ●主な使用カード モンスター ・エンジェル07 アドバンス召喚時に限り、モンスターの効果発動を封印するレベル7のサイボーグ天使。 攻撃力2500と数値は若干頼りない。 ちなみに漫画では「相手のフィールドのモンスター効果と発動を無効にする」効果で、効果下級モンスターを主力とするリッチーのデッキには思い切り刺さった。 OCG化したことで自分のモンスターにも影響するようになり、さらに永続効果を無効に出来なくなったが、代わりにフィールドに限らなくなった。 ・邪神ドレッド・ルート 夜行から渡されたコピーカード。 正気に戻った際に破っている。 ・ラーニング・エルフ 大きな本を抱えたメガネっ娘。 墓地に送られた時1ドロー。しかも強制なのでタイミングを逃さない+回数制限なし。 効果以上にイラストの面でOCG化が望まれている。 と思ったらなぜかラッシュデュエルのカードのイラストになった。 ・サラブレッド・エルフ 打点1800のバニラ。 多分アタッカー担当。 ・ワンダービート・エルフ 他の天使族の数だけ攻撃回数追加。 大量展開とは相性が良いだろう。恐らく数を増やしてコイツに装備魔法をつけて殴るのが基本戦術。 ・召喚僧サモンプリースト OCG次元ならば知らぬ者ぞなき展開の要。 漫画効果では何とノーコストだった。 ただ登場当時はシンクロもエクシーズもリンクもない時代に「このカードは生贄に出来ない」「魔法カードを切らないと発動できない」「特殊召喚したモンスターはそのターン攻撃不可」といったリスクはわりと重く日陰ものだった。 汎用融合が出て来たのはGX末期からだし。 ・セラフィムシリーズ 天使族の下級で、セイバー・ガンナー・ガードナーの三種が存在。 自分以外の天使1体につき攻撃力または守備力が300上がる。 ガンナーは元の打点が1800なので、並べばサイドララインには届く。逆に1600のセイバーは微妙。 魔法カード 神の進化 通常魔法。 自分の場の神属モンスターの元々の攻守を1000アップ。さらに発動と効果を無効にされず、三幻神はラーと同ランクに出世する。 恐らく邪神を強化するためのカード……と思いきや、夜行のリアクションからして元々月行が持っていた模様。 月行にだけ渡したカードという意味合いでなければ多分だがエンジェルO7用だろう。 OCGでは三幻神と三邪神専用になった。 天使の施し 御存じぶっ壊れ手札交換。あくまで手札交換目的が多い原作のデュエリスト達と違い、OCGのように墓地肥やし能力もきちんと利用している。 こいつに対するテッド・バニアスのリアクションは未だに語り草。 ・スピリット・スレイヤー 装備魔法カード。 装備モンスターの攻撃力+500、戦闘する相手モンスターの攻撃力-500。 攻撃力の差が1000以内なら処理可能。 ・ラミネート・アーマー 装備魔法カード。 守備力1000アップ+戦闘破壊の身代わり&ダメージ消去。 超重武者にいいかも。 ・ネオンレーザーブラスター 装備魔法カード。 攻撃力500アップ+貫通付与。メテオストライクの完全上位互換。 ・武装転生 通常魔法カード。MTGプレイヤー的に言うならリアニメイト効果の殴打頭蓋 墓地の装備魔法および装備カードになる罠カードを全部攻守500+そのカードの効果を持ったトークンとして蘇生。 レベルや種族、属性は不明だが、効果のオマケ付きのトークンが最大5体同時に出てくると考えればその強力さは想像がつくだろう。 OCGではいろいろな意味で再現が困難なカードともいえるが。 ・パワーコネクション 通常魔法カード。 発動ターン終了時まで、自分の場のモンスターは同種族1体につき攻撃力500強化。 武装転生とのコンボ用だと思われる。 ・反射盾-リフレクター 装備魔法カード。 装備モンスターが攻撃対象になった時、その攻撃を無効にして攻撃力の半分のバーン。 仁王立ちとコンボで使おう。 ・生贄の副葬品 通常魔法カード。 装備カードを装備しているモンスターをダブルコスト化。 罠カード ・ミラーバリア 発動後に装備カード化する通常罠カード。 モンスターが攻撃対象になった時、別のモンスターに対象を変更する。 一応発動から4ターン持続するが、使い切りがせいぜいだろう。 ・慈愛のアミュレット 発動後に装備カード化する通常罠カード。 装備モンスターの戦闘で発生するダメージを1回だけ0にする。 ・ホーリー・サクリファイス 自分モンスター1体に攻撃を集中させ、戦闘ダメージを0にする。 追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 仕方がないとしても「閲覧注意」の下にすぐネタバレが出ているのはどうよ。もう少し下にずらしたらどう?R読んでいなくてここを開いたらすぐにネタバレを知ることになる -- 名無しさん (2017-11-12 15 28 09) ↑だけど、よく見たらパーフェクトデュエリストの方か。てっきり夜行の方で兄弟のことをネタバレしていると思った。失礼しました -- 名無しさん (2017-11-12 15 31 28) GXのカイザーはヘルカイザーになってでも限界を超えようとしたけど、この人はどうなったんだろうな。夜行の成長に注力するのだろうか? -- 名無しさん (2017-11-12 16 57 03) 武装転生は面白そうなんだけど、OCG化は難しそう -- 名無しさん (2017-11-12 20 27 12) VJでの連載分だと遊戯が夜行を倒すことは夜行の成長を永遠に止めることになってしまう云々みたいなことを言ってたけど、単行本だと削除されてたよね -- 名無しさん (2017-11-12 21 21 42) ある意味作中一番の被害者凡人ではないけど弱者でもない何も悪い事してないのに身内を全て敵に回して敗北しても進み残酷な真実を暴露して傷つきそれでも弟に希望の手を差しのべたRの裏主人公 -- 名無しさん (2018-09-03 19 58 14) 遊馬だったらデュエリストに限界なんかねえって叱咤激励するだろうな。遊星だったら、この世に不要なものなどない、かな -- 名無しさん (2020-01-01 15 13 59) 上り調子の若手に面と向かって「あなたの成長はこれで頭打ちデース」って言っちゃうのなかなかひどくない?ペガサス的には身内のサポートとかカード制作者みたいな決闘者と別方向での伸びしろが見えてたからそっちに進ませたかったんだろうか。 -- 名無しさん (2022-12-13 02 48 27) デュエリストとしてそれ以上成長できないってどんな状態なんだろう。 -- 名無しさん (2023-06-13 19 37 39) 多少の妨害とかなら計算の上で展開出来たりして強いは強いけど、表遊戯や城之内みたいな「誰かに勝ちたい·超えたい」ってマインドやそこから来る奇策やコンボの発想力が生まれる環境にない…とか? -- 名無しさん (2024-01-04 18 46 58) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/24911.html
登録日:2013/11/06(水) 11 23 06 更新日:2024/02/15 Thu 11 48 52NEW! 所要時間:約 13 分で読めます ▽タグ一覧 チームラグナロク 北欧神話 極星 極星天 極星宝 極星獣 極星霊 極神 遊戯王 遊戯王5D's 遊戯王OCG 遊戯王OCGデッキテーマ項目 遊戯王ファイブディーズ 極星(遊戯王OCG)とは遊戯王オフィシャルカードゲームのカード群。 STORM OF RAGNAROKで登場したテーマであり、アニメ遊戯王5D sのチームラグナロクが使用した。 ●目次 【概要】 【解説】 【極星のカード群】☆極星獣(きょくせいじゅう) ☆極星霊(きょくせいれい) ☆極聖天(きょくせいてん) ☆その他極星モンスター ☆極星宝(きょくせいほう) ☆その他、極星サポートの魔法罠 【概要】 北欧神話の3神がモチーフである星界の三極神を操るチームラグナロク。 彼らの使用するテーマはそれぞれ「極星」と名の付く北欧神話由来のカード群であった。 同じ北欧神話モチーフだと、後にジェネレイドと神碑が登場するが、当時は唯一の北欧神話を題材にしたテーマであった。(*1) それぞれ ドラガン⇒「極星獣」と言う獣族。 ブレイブ⇒「極星霊」と言う魔法使い族。 ハラルド⇒「極星天」と言う天使族。 と名の付くカードであり、その神秘的なデザインと荘厳な名前の由来からそれなりに印象に残るカードであった。 その後真六武衆の登場で話題になったSTORM OF RAGNAROKのパッケージを飾った極神共々アニメの再現として収録されたテーマこそ極星である。 【解説】 テーマのパワーこそ当時のアニメカードのOCG化あるあるでわりと低めで調整されているものの、その独特な戦い方と切り札の極神のかっこよさと強さから未だに根強いファンは多い。 初動が遅い事が欠点ではあるがその分回ったときのパワーは高いので攻撃面では優秀と言える。 特に極星獣は割と準環境相手でも噛みつける程度に強い地雷としても有名であり、タングニョーストからの極星獣特有のシナジーと獣族のテクニカルな動きも相まって初見殺しのコントロールデッキとしては妙に強かったりする。 その他にも極星の万能チューナーヴァナディースや極星の二重召喚であるドヴェルグ等地味に粒ぞろいであり磨けば光る良カードも散見される。 総じて「チームラグナロクのファンデッキ」と言う調整ではあるが、トールかオーディンのどっちかに特化すればある程度頑張れる…と言うデッキ。 3極神全部はちょっとロマン過ぎる感、ヴァナディースいるから組めなくはないのだが。 また「極星宝」と付く魔法・罠も総じてほぼ極星専用でありながら癖の強いカードが多く使いにくいカードも多い。 ただしメギンギョルズの様な強力なカードやレーヴァテイン等汎用性の高いカードも少なからずある。 第11期に入った「BATTLE OF CHAOS」で新規カードが多数登場し、かなり戦いやすくなった。 【極星のカード群】 ☆極星獣(きょくせいじゅう) ドラガンが使用し、『極神皇トール』の素材となるモンスター。 名前の通り獣族で統一され、効果もシンプルかつ展開しやすいため、極星の中でも特に組み易いカテゴリ。 極星獣ガルム 効果モンスター 星4/闇属性/獣族/攻 800/守1900 このカードがレベル4以下のモンスターと戦闘を行ったダメージ計算後、そのモンスターを手札に戻す事ができる。 守備力は高いが、効果はオマケ程度。 極星獣グルファクシ チューナー(効果モンスター) 星4/光属性/獣族/攻1600/守1000 相手フィールド上にシンクロモンスターが表側表示で存在し、自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚する事ができる。 相手がシンクロ召喚をしないデッキでは効果が使えないが、通常召喚に制限はないため、サポートの多い星4チューナーとして使える。 極星獣タングニョースト 効果モンスター 星3/地属性/獣族/攻 800/守1100 自分フィールド上に存在するモンスターが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、このカードを手札から特殊召喚する事ができる。 1ターンに1度、フィールド上に守備表示で存在するこのカードが表側攻撃表示になった時、自分のデッキから「極星獣タングニョースト」以外の「極星獣」と名のついたモンスター1体を表側守備表示で特殊召喚する事ができる。 極星獣の要となるモンスター。 自身の効果で相手のバトルフェイズに守備表示で特殊召喚し、次のターン攻撃表示にすることでグルファクシをデッキから特殊召喚できる。 単体でもレベル7シンクロ召喚・ランク3エクシーズに繋げられ、他に星3のモンスターがいれば即座にトールをシンクロ召喚できる。 リクルーターとの相性もいい。 極星獣タングリスニ 効果モンスター 星3/地属性/獣族/攻1200/守 800 (1):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた場合に発動する。 自分フィールドに「極星獣トークン」(獣族・地・星3・攻/守0)2体を特殊召喚する。 効果で生み出すトークンはレベル3なので、グルファクシのシンクロ召喚でトールを出せる。 効果抜きでもタングニョーストから出せるレベル3モンスターなので、シンクロ・エクシーズ素材にできる。 極星獣グリンブルスティ チューナー(効果モンスター) 星3/光属性/獣族/攻 300/守 100 このカードは「極星」チューナーの代わりとしてS素材にできる。 このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 ①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。 手札から「極星」モンスター1体を特殊召喚する。 ②:「極星獣グリンブルスティ」以外の自分の墓地の「極星」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。 新たに登場した極星獣。 手札からの展開と墓地から回収する効果によってシンクロ召喚を大いにサポートできる。 どの極星チューナーとしても扱える効果によってトール以外にもつなげられる。 ☆極星霊(きょくせいれい) ブレイブが使用した『極神皇ロキ』の素材となるモンスター。 チューナーのレベルが絶妙にロキの10に合わせ辛いため、カテゴリ外からの出張モンスターが重要。 極星霊デックアールヴ チューナー(効果モンスター) 星5/闇属性/魔法使い族/攻1400/守1600 このカードが召喚に成功した時、自分の墓地に存在する「極星」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える事ができる。 上級モンスターだが、自身の効果でリリース分の損失を取り戻せる。 ロキを出すだけなら、闇属性・魔法使い族のサポートで特殊召喚を狙ってもいい。 アドバンス召喚できる極星のため、後述の「極星宝フリドスキャルヴ」で出したモンスターをリリースし、デメリット解除にもつながる。 極星霊スヴァルトアールヴ チューナー(効果モンスター) 星2/闇属性/魔法使い族/攻1000/守 500 このカードをシンクロ素材とする場合、他のシンクロ素材モンスターは手札の「極星」と名のついたモンスター2体でなければならない。 手札シンクロ効果があるが、普通のシンクロ召喚はできない。また、素材に手札の極星2体ピッタリを要求するため、どうしても手札消費が荒くなる。 一応、縛りは無いため、ロキに拘らず他のモンスターも狙っていこう。 極星霊ドヴェルグ 効果モンスター 星1/地属性/戦士族/攻 100/守1000 このカードが召喚に成功したターン、自分は通常召喚に加えて1度だけ「極星」と名のついたモンスター1体を召喚する事ができる。 フィールド上に表側表示で存在するこのカードが墓地へ送られた時、自分の墓地から「極星宝」と名のついたカード1枚を選択して手札に加える。 デックアールヴのリリースに最適なモンスター。 極星チューナーを追加召喚してシンクロ素材にもできる。レベルが低いため極神シンクロの素材には向かない。 しかし、「聖騎士の追想 イゾルデ」で簡単にデッキから特殊召喚でき、「極星天グルヴェイグ」のリンク素材に容易にできることから価値が高い。 極星霊リョースアールヴ 効果モンスター 星4/光属性/魔法使い族/攻1400/守1200 このカードが召喚に成功した時、このカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する事ができる。 選択したモンスターのレベル以下の「極星」と名のついたモンスター1体を手札から特殊召喚する。 展開効果を持つ極星霊。 チューナーを展開してのシンクロが狙え、ドヴェルグと合わせればトリシューラも狙えるが、デックアールヴは別途上級モンスターが必要、スヴァルトアールヴは手札シンクロ限定と肝心要の極星霊チューナーとの相性が最悪。 種族が合わないのを承知の上で極星獣・極星天への出張が主となる。 極星霊アルヴィース 効果モンスター 星4/闇属性/魔法使い族/攻1500/守1000 このカード名の(2)の効果はデュエル中に1度しか使用できない。 (1):「極星」リンクモンスターの効果でこのカードのみが除外された場合に発動できる。 レベルの合計が10になるように、「極星」モンスターを自分フィールドから1体、デッキから2体墓地へ送る。 その後、EXデッキから「極神」モンスター1体を特殊召喚する。 (2):自分の「極神」モンスターが戦闘以外の方法で相手によって墓地へ送られた場合、墓地のこのカードを除外して発動できる。 同名カードが自分の墓地にない「極神」モンスター1体をEXデッキから特殊召喚する。 極星リンクモンスターの効果で自分だけが除外されたら場とデッキから極神を擬似シンクロ、極神が戦闘以外で相手に破壊された時に墓地から除外で墓地にいない極神をデュエル中1回のみ直接呼び出す、と極神の展開に特化した極星霊。 現状の極星リンクは後述のグルヴェイグのみなのでそちらとの併用が必須。また(1)のトリガーが除外であるので(2)の効果をスムーズに狙うなら(1)の効果で2枚目以降の同名カードを墓地に落とす事。 このカードで呼び出した極神は目玉効果の一つである自己再生が出来ない点には要注意。 ☆極聖天(きょくせいてん) 極神聖帝オーディンの素材となるハラルドが使用した天使族モンスター達。 極星天ヴァナディース チューナー・効果モンスター 星4/闇属性/天使族/攻1200/守 400 このカードは「極星」チューナーの代わりとしてS素材にできる。 このカードをS素材とする場合、他のS素材モンスターは全て「極星」モンスターでなければならない。 (1):1ターンに1度、このカードのレベルと異なるレベルを持つ「極星」モンスター1体をデッキから墓地へ送って発動できる。 このカードのレベルはターン終了時まで、墓地へ送ったモンスターと同じになる。 他の極神の素材に使えるチューナーモンスター。 三極神の混合デッキでは重要だが、素材にも極星を要求する。 また、トールとロキの自己再生コストの代用にはなれない。 極聖天ヴァルキュリア チューナー・効果モンスター 星2/光属性/天使族/攻 400/守 800 (1):このカードが召喚に成功した時、相手フィールドにモンスターが存在し、自分フィールドにこのカード以外のカードが存在しない場合、手札から「極星」モンスター2体を除外して発動できる。 自分フィールドに「エインヘリアル・トークン」(戦士族・地・星4・攻/守1000)2体を守備表示で特殊召喚する。 条件付だが、生成したトークン2体と即座にオーディンのシンクロ召喚ができる。 極星2枚の手札コストと自分の場を魔法罠含め空にする条件は地味に厳しいので、他にもレベル4モンスターを並べるギミックは用意しよう。 極星天ミーミル 効果モンスター 星2/闇属性/天使族/攻 600/守 0 自分フィールド上に「極星」と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合、自分のスタンバイフェイズ開始時に1度だけ、手札から魔法カード1枚を墓地へ送って発動する事ができる。 墓地に存在するこのカードを特殊召喚する。 自己再生持ちだが、手札コスト向きの魔法カードが極星にないため、使い辛い。 極星天グルヴェイグ リンク・効果モンスター リンク1/光属性/天使族/攻 800 【リンクマーカー:左下】 ◤ ▲ ◥ ◀ ▶ ◣ ▼ ◢ レベル5以下の極星モンスター1体 このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。 自分の手札・フィールドのカードを3枚まで選んで除外し、その数だけデッキから「極星」モンスターを守備表示で特殊召喚する。 この効果を発動したターン、自分は通常召喚できず、「極神」モンスターしか特殊召喚できない。 (2):このカードのリンク先に「極神」モンスターが存在する限り、相手はそのモンスターを効果の対象にできず、このカードを攻撃対象に選択できない。 まさかの極星のリンクモンスター。 展開と耐性付与をしてくれるため、これまでの重くて破壊以外の除去に弱かった極神の穴を埋めてくれる。 除外コストはトークンでもよいため意外と軽い消費で展開できる。 特に丁度トークンを3体出せる速攻魔法の「カバーカーニバル」ならリンク召喚時の効果発動にチェーンすれば、先にモンスターを並べていなくても極神に繋げられる。 トークンが用意できないなら前述のアルヴィースをコストにすれば消費がかなり抑えられる。 ☆その他極星モンスター 極星將(きょくせいしょう)テュール 効果モンスター 星4/光属性/戦士族/攻2000/守2000 フィールド上にこのカード以外の「極星」と名のついたモンスターが表側表示で存在しない場合、このカードを破壊する。 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、相手は「極星將テュール」以外の「極星」と名のついたモンスターを攻撃対象に選択する事はできない。 他の極星を攻撃から守れるが、極星に戦闘から守りたいカードはまあいない。 ステータスは高いが特殊召喚効果を内蔵してるわけでもなく、さっさとシンクロしたい極星とは噛み合わない。 アニメでは幻神獣族サポートで、『自身をリリースすることで幻神獣族モンスターの効果が無効化されなくなる』という効果だった。 極星工(きょくせいこう)イーヴァルディ 効果モンスター 星4/地属性/戦士族/攻1500/守 700 このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 ①:自分フィールドに「極神」モンスターまたは「極星」モンスターが存在する場合に発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 ②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「極星宝」カード1枚を手札に加える。 自身を手札から出せる効果に加え、「極星宝」をサーチ可能。 「極星宝フリドスキャルヴ」を使えばさらに極星モンスターを出せるため、レベルのある極星モンスターが1体いればこのカードを追加で特殊召喚し、極神へのシンクロ召喚が可能となる。 他にも「極星宝スヴァリン」を手札に加えてからシンクロ素材にし、相手ターンで無効化効果を使うといったことも可能。 極星邪龍ヨルムンガンド 効果モンスター 星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守3000 このカードは通常召喚できない。 フィールドに「極神」モンスターが存在する場合に手札から相手フィールドに守備表示で特殊召喚できる。 (1):フィールドに「極神」モンスターが存在しない場合にこのカードは破壊される。 (2):このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、表側守備表示のこのカードが表側攻撃表示になった場合に発動する。 自分は3000ダメージを受ける。 いわゆる送りつけモンスターだが、場に極神モンスターが必要。 守備表示限定な上にステータスが高すぎてサンドバッグにもできず、極神モンスターの効果とコンボできるわけでもない。 3000バーンの発動条件も、相手が表示形式を変えなければそれで終わり。 下記のフェンリルのような表示形式変更カードとコンボしたいが、極神を場に出す条件がどこまでも厳しい。 なにより現在ではリンク素材として簡単に処理されてしまう。 アニメでは三極神を並べたハラルドが「念には念」と遊星のフィールドに送りつけたが、遊星のDホイールを巨大な体で取り囲むように出現。 運転中に視界を塞ぐとか危なすぎ! 極星邪狼フェンリル 効果モンスター 星10/闇属性/獣族/攻4000/守4000 このカードは通常召喚できない。 自分メインフェイズ2に、フィールドに「極神」モンスターが存在する場合に手札から相手フィールドに守備表示で特殊召喚できる。 (1):フィールドに「極神」モンスターが存在しない場合にこのカードは破壊される。 (2):自分バトルフェイズ開始時に発動する。自分フィールドの守備表示モンスターを全て表側攻撃表示にする。 (3):このカードの戦闘で発生する戦闘ダメージはお互いのプレイヤーが受ける。 ヨルムンガンドとのコンボを前提にしたようなモンスター。 こいつでヨルムンガンドを攻撃表示にしてダメージを……と言いたいが、相手からすればバトルフェイズに入らなきゃ済む。 ヨルムンガンド以上にステータスが高く、極神モンスターでは最高でも相打ち。元ネタは神々をも喰らった狼なので正しいっちゃ正しいが。 戦闘ダメージをお互いが受けるが、こいつが場にいるということは攻撃力3000越えの極神モンスターがいるということであり、大きな戦闘ダメージは発生しにくい。 メインデッキに入る獣族としては最高ステータスかつサーチも可能なので、ビーストアイズの手札融合素材としては相性がいい。 「俺は極星邪龍ヨルムンガンドと極星邪狼フェンリルをお前の場に特殊召喚! さあ、これでお前はバトルに入った瞬間3000ポイントのダメージを受けるぜ!」 「ならば俺は場のヨルムンガンドとフェンリルを墓地に送り、融合召喚!出でよ!ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!」 「」 と、こんな感じで相手に思いっきり利用される可能性もある。 もちろんリンク素材としても……。 アニメではヨルムンガンドとのコンボで遊星の攻撃を封じようとしたが、2体ともカードのコストに利用されてしまい、結果からすれば墓穴を掘っただけだった。 ☆極星宝(きょくせいほう) 極星宝ドラウプニル 装備魔法 「極神」または「極星」と名のついたモンスターにのみ装備可能。 装備モンスターの攻撃力は800ポイントアップする。 フィールド上に表側表示で存在するこのカードがカードの効果によって破壊された場合、自分のデッキから「極星宝」と名のついたカード1枚を手札に加える事ができる。 上昇値は大した事ないので、後半のサーチ効果がメインになる。 自分から積極的に効果破壊していきたいところ。 極星宝フリドスキャルヴ 通常魔法 このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。 ①:デッキから「極星」モンスター1体を特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターが表側表示で存在する限り、自分は「極神」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。 ②:墓地のこのカードを除外して発動できる。 デッキから「極星」モンスター1体を手札に加える。 その後、手札を1枚選んでデッキに戻す。 極星をデッキから特殊召喚でき、シンクロ召喚につなぎやすくなる。 「極星天グルヴェイグ」は制約からリンク召喚できないが、「極星工イーヴァルディ」でこのカードをサーチ、さらに別の極星モンスターを出すといった動きを絡めることで極神をシンクロ召喚可能。 「タングニョースト」を守備表示で出し、攻撃表示にするカードを使うことで極星獣チューナーを引っ張り出しても良いだろう。 墓地から除外すれば極星サーチも可能であり、どちらの効果もかなり有用。 極星宝グングニル 通常罠 自分フィールド上に表側表示で存在する「極神」または「極星」と名のついたモンスター1体をゲームから除外し、フィールド上に存在するカード1枚を選択して発動する。 選択したカードを破壊する。 発動後2回目の自分のエンドフェイズ時に、この効果を発動するためにゲームから除外したモンスターを表側攻撃表示でフィールド上に戻す。 コストで除外したモンスターは戻ってくるので、ノーコストの除去と極神の防御を兼ねる……と言えなくも無いが、戻ってくるのは2ターン後の自分エンドフェイズ。 遅すぎて、戻るまでに相手が再び除去を引いてしまう危険が。 極星宝ブリージンガ・メン 通常罠 自分及び相手フィールド上に表側表示で存在するモンスターを1体ずつ選択して発動する。 選択した自分のモンスターの攻撃力はエンドフェイズ時まで、選択した相手モンスターの元々の攻撃力と同じ攻撃力になる。 攻撃力コピーで相打ちに持ち込める。リクルーターや極星獣との相性がいい。 元々の攻撃力に限定されているため、強化されたモンスターには打ち負ける。逆に相手を弱体化すれば殴り勝てるように。 極星宝メギンギョルズ 通常罠 自分フィールド上に表側表示で存在する「極神」または「極星」と名のついたモンスター1体を選択して発動する。 エンドフェイズ時まで、選択したモンスターの攻撃力・守備力は元々の数値の倍になる。 このターン、選択したモンスターは相手プレイヤーに直接攻撃する事はできない。 極神用リミッター解除。トドメの一撃に向いている。 極星宝レーヴァテイン 通常罠 このターン戦闘によってモンスターを破壊した、フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する事ができる。 選択したモンスターを破壊する。 このカードの発動に対して、魔法・罠・効果モンスターの効果を発動する事はできない。 チェーン不可の除去。リクルーター等で自爆しても使用可能。 極星宝スヴァリン 永続罠 このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。 ①:自分フィールドに「極神」モンスターが存在する場合に発動できる。 相手フィールドの全ての表側表示のカードの効果はターン終了時まで無効化される。 ②:自分フィールドの「極星」モンスター1体をリリースし、 自分の墓地の「極神」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。 極神をサポートできる極星宝。 自己再生できない極神の蘇生が可能になるだけでなく、相手フィールドのすべてのカードの効果を無効にすることも可能。 相手の効果を封じて極神を守ったり、展開を阻害でき、極神を自ら破壊しても復活させるとこちらもかなり有用。 「極星工イーヴァルディ」でサーチできる点もより扱いやすさを増している。 ☆その他、極星サポートの魔法罠 極星の輝き フィールド魔法 このカードがフィールド上に存在する限り、フィールド上に存在する「極星」と名のついたモンスターは戦闘では破壊されない。 また、フィールド上に存在するこのカードが破壊された時、フィールド上に表側表示で存在する「極星」と名のついたモンスターを全て破壊する。 場に出したら即シンクロ素材にしたい極星ではあまりありがたくない戦闘耐性付与。極星獣にいたっては戦闘破壊されないと効果が使えないというのに…… ついでにデメリット持ち。ちなみに、相手の場の極星まで破壊するため、ミラーマッチだと意外な効果がある……かも。 神の桎梏(しっこく)グレイプニル 通常罠 自分のデッキから「極星」と名のついたモンスター1体を手札に加える。 シンプルなサーチ効果。 罠なためタイムラグはあるが、フリーチェーンなため便利。タングニョーストとの相性もいい。 星界の三極神についてはリンク参照、それぞれトール⇒極星獣・ロキ⇒極星霊・オーディン⇒極星天と言う対応するチューナーをつかった蘇生効果と強力な制圧効果をそれぞれ所有している。 ハラルド「我らチームラグナロクの所有する極星の追記修正は兵器などでは倒せません、宜しくお願いします」 上官「まてハラルド!まるで意味がわからんぞ!!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] デュエルと神の都合上ラグナロクはどんどん有利になるからドラガン以外の二人のカードの展開力は低めになってるな -- 名無しさん (2017-01-06 13 11 07) いろいろできる器用なデッキカテゴリだけど極神を出さないほうがいいのが、ね -- 名無しさん (2018-11-13 22 52 53) 高打点があるからブッパ出来るだけマシってイメージ -- 名無しさん (2021-05-06 20 15 02) スヴァリンでカジュアルでやる分にはかなり強くなった印象はある -- 名無しさん (2022-10-31 16 33 38) 極神縛りが強いのに、その極神が現環境ではほぼバニラに等しいという哀しみ -- 名無しさん (2022-10-31 17 01 53) 果たして極星版ヘルは登場するのか……というか原作時点で凄まじく使いづらそうな効果なのにどうしてこんなところだけは忠実にOCG化しちゃったかなあ……。 -- 名無しさん (2024-01-12 19 37 04) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/earthruinfes/pages/489.html
遊戯王/デッキ/天使カウントダウン 2008-06-30 【使い方】 「光神テテュス」を中心に宣告者、リクル-ター、壁モンスターで「終焉のカウントダウン」の勝利ターンまで耐える。 【主要カード】 「光神テテュス」 光属性・★5・ATK2400/DEF1800 【天使族・効果】このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 自分がドローしたカードが天使族モンスターだった場合、そのカードを相手に見せる事で自分はカードをもう1枚ドローする事ができる。 手札補充で戦線維持。「終焉のカウントダウン」をドローするのに 「緑光の宣告者(グリーン・デクレアラー)」 光属性・★2・ATK300/DEF500 【天使族・効果】自分の手札からこのカードと天使族モンスター1体を墓地に送って発動する。 相手の魔法カードの発動を無効にし、そのカードを破壊する。この効果は相手ターンでも発動する事ができる。 「紫光の宣告者(バイオレット・デクレアラー)」 光属性・★2・ATK300/DEF500 【天使族・効果】自分の手札からこのカードと天使族モンスター1体を墓地に送って発動する。 相手の罠カードの発動を無効にし、そのカードを破壊する。この効果は相手ターンでも発動する事ができる。 20ターン耐え凌ぐための2体。「光神テテュス」でドロー、「貪欲な壺」で使い回す。 「魔導雑貨商人」 光属性・★1・ATK200/DEF700 【昆虫族・効果】リバース:自分のデッキを上からめくり、一番最初に出た魔法か罠カード1枚を自分の手札に加える。それ以外のカードは墓地へ送る。 「終焉のカウントダウン」を早く発動させる為に使用。 「究極封印神エクゾディオス」 闇属性・★10・ATK?/DEF0 【魔法使い族・効果】このカードは通常召喚できない。自分の墓地に存在するモンスターを全てデッキに戻した場合のみ特殊召喚する事ができる。 このカードの攻撃宣言時、手札またはデッキからモンスター1体を墓地へ送る。このカードの攻撃力は、自分の墓地の通常モンスター1体につき1000ポイントアップする。 このカードはフィールドから離れた場合、ゲームから除外される。このカードの効果によって「封印されし」と名のついたカードが自分の墓地に合計5種類揃った時、デュエルに勝利する。 使用済み、「魔導雑貨商人」で落ちた天使族モンスターをデッキに戻す役目。「光神テテュス」召喚にも利用。 「貪欲な壺」 通常魔法 【効果】自分の墓地に存在するモンスター5体を選択し、デッキに加えてシャッフルする。その後、自分のデッキからカードを2枚ドローする。 使用済みモンスターの再利用。自分フィールド上に「光神テテュス」が存在する時に。 ■「光神化」「地獄の暴走召喚」で「光神テテュス」を展開してもいいが、「魔導雑貨商人」で「終焉のカウントダウン」をサーチする場合はジャマになったりするので、お好みで。 【デッキ:40枚】 【モンスター(33)】 「光神テテュス」×3 「アルカナフォース0-THE FOOL」×3 「ジェルエンデュオ」×3 「コーリング・ノヴァ」×3 「シャインエンジェル」×2 「緑光の宣告者」×3 「紫光の宣告者」×3 「アルカナフォースXIV-TEMPERANCE」×3 「オネスト」×3 「スケルエンジェル」×2 「マシュマロン」×1 「究極封印神エクゾディオス」×2 「魔導雑貨商人」×2 【魔法(7)】 「終焉のカウントダウン」×3 「貪欲な壺」×3 「死者蘇生」×1 初出構築日:2008/05/12 『遊戯王』へ
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/28546.html
登録日:2014/05/16 (金) 21 29 10 更新日:2024/02/19 Mon 23 04 35NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 ※日曜夕方17時30分です。 だいたいこいつのせい まさに外道 よからぬ項目 アンブラル ネタキャラ バリアン バリアン七皇 ブーメラン ベクター 一周回って愛すべきバカ 七皇 友情ごっこ 声優の本気 役者 悪役 愛すべき外道 日野聡 濃すぎるキャラクター性 煽っていくスタイル 狂気 異次元の古戦場-サルガッソ 真ゲス 背徳者 衝撃の真実 遊戯王ZEXAL 遊戯王登場人物項目 顔芸 鬼畜 ジャジャーン! 俺、ベクター!! (出典) アニメ遊戯王ZEXAL及び第二シーズンの遊戯王ZEXALⅡの登場人物。 本作屈指のネタキャラにしてトリックスター。 CV.日野聡 概要 バリアン七皇の一人。燃え盛る炎のような人型の容姿をしている。悪逆無道を地でいくような生粋の外道。 その正体は一期のフェイカー戦の後半に登場したバリアンである。名前の由来は北斗七星の一つ、おおぐま座γ星「フェクダ」か。 性格など 残酷非道にして下劣で好戦的。 常日頃から他者を馬鹿にして見下すような語り口で、デュエル中であっても相手を精神的にいたぶるような物言いをする。 同じ七皇の事は仲間であるとも思っておらず平気で侮辱し、時には自らの作戦のために傷つけ利用することさえ厭わない。 バリアンの使命など片手間程度にしか考えておらず、他者の苦しむ姿を見ることで愉悦に浸るという「下衆」を絵にかいたような男。 そのような性格なので当然のごとく仲間内の信頼は皆無で、自分の失敗を100%棚に上げて偉ぶった彼を見る七皇たちの冷めきった眼差しは必見。 公式によるとミザエルからは特に嫌われているらしく、サルガッソの戦いではその手口を知るやいなや露骨に嫌悪感を露にするほど。 卑怯卑劣な手段を好む一方、それを成功させるための下準備や努力は惜しまず、「下衆な卑怯者だが堅実な努力家」という相反する顔を両方併せ持っている変わり者でもある。 ハイテンションな弾けた演技に魅了された視聴者は少なくなく、さらには黒いフード姿といい、いい感じにラリった言動といい、その容貌はダグナー時代の某満足さんを思わせる。 劇中での行動 一期のWDC編が初登場。この時は「バリアン」名義であり、フェイカーを乗っ取って戦ったもののZEXALの力に敗れた。 この時に消滅していたように思われたが、セカンドの92話で再び同じく炎のような姿で登場し、海美プロを洗脳した。 続く94話ではついに自らが現れ、真月を強襲。決着の直前に連絡を受けた遊馬が現れたことで、その日はデュエルを中断・退散した。 真月曰く、「バリアン警察が長年追っている最も凶悪なバリアン」。そんなベクターに対抗すべく、真月は遊馬に5枚の「V」カードを託すのだった。 力及ばず何の結果も残せませんでしたぁ~許して下さいってかァ!?ヒャハハハハ!許してやるよォ!! 退散した当人はその後、負傷したアリトとギラグをあざ笑いながら、ドルベ達の前に出現。その原因は自分なんだが 彼はフェイカーとトロンを使った計画の失敗以来、ずっと雲隠れしていたらしい。 本人によるとこれも計画の内らしく、ミザエルとドルベを引き込んで本格始動。 さあ! よからぬことを始めようじゃないかァ! 早速単身人間世界に襲来。遊馬にデュエルを挑む。 真月戦の時もこの時も、なぜか人間世界にもかかわらず、スフィア・フィールド展開前から普通にバリアンモードでいたが…… 永続魔法『魔導の封印櫃』とNo.66 覇鍵甲虫マスター・キー・ビートルのコンボでランクアップを徹底的に阻止。 しかし、キー・ビートルの身代わり効果に封印櫃を墓地に送ったことで、リミテッドが遊馬の手札に加わってしまう。 さらには真月から受け取った「Vサラマンダー」によってホープレイVの効果を超強化。一気に大ダメージを受けて敗北した。 しかし、敗北したベクターは消滅はせず、真月を拉致して撤退。 救出に向かう遊馬一行を異次元の古戦場へと引き込んだ。 そして、そこで遊馬が見たものは、死んだように横たわる真月と彼を足蹴にするベクター。 怒る遊馬はアストラルの制止を無視してホープレイVを召喚。 効果でNo.104 仮面魔踏士シャイニングを破壊し、大ダメージを受けたベクターは姿が消える。 今のダメージで異空間へと消し飛ばされてしまったのか…… と、思う間もなく、よろよろと立ち上がる真月。 遊馬「生きていたのか!真月ー!」 これで一件落着… ではなかった。 フフフフ……クフフフフ……なぁーんちゃってェ!イッヒヒヒ、ククククク……おかしくって腹痛いわぁ。面白いやつだなお前、ほんとに俺のことを…クククククッ…… (出典) なら見せてやろうかぁ!? もっと面白いものをよぉ!! ぬぅぅぅあああああ! バリアルフォーゼェェェ!ウェェアアアアア! 遊ゥゥゥ馬ァァァァァー!! 胸部のバリアラピスを現し、一度見たら忘れられないインパクトを持つ凄まじい顔芸と掛け声と共に突如変身。すでに十分面白い そして、現れた姿は…… 本物ぉ?誰それ?俺、ベクター。鈍いなぁ、俺が真月だよォ! まぁだ分からないのかよぉ! この前デュエルしたのも、さっきまでデュエルしてたのも!俺が生み出した分身だよ!! 本物の俺は、お前の親友、真月零に化けてたってわけだァ。 ジャンジャジャ~~ン!!今明かされる衝撃の真実ゥ! 96話で明かされた衝撃の真実。 真月零の本当の正体はベクターだったのだ。 人間世界でバリアンモードを維持していたのもベクターの本体では無かったという伏線だったのだろう。 ただ、これ以前から真月が見せていた意味深な挙動や言動もあり、94話の時点で「自作自演では?」と疑う声も少なくなかったが……。 いやぁ本当に苦労したぜ、間抜けな転校生演じてつまらねえ協力までしてさあ… 本格登場が76話(2012/10/21)本性を表わしたのが96話(2013/03/24)。この間2クールずっと演技してたのである。 姑息な手を……(サ灯) しかしお前は単純だよなァ、俺の口から出たでまかせを、全部信じちまうんだからなァ! ヒッヒヒヒヒヒ……アストラルを守るぅ~?バリアン警察ぅ~?ヒャーッハハハハハ!!楽しかったぜェ、お前との友情ごっこォ!! 助けに来てくれて、ごくろうさん!遊馬巡査!(キリッ) フフフ…ウハハハハハハ!!! ??「美しい友情ごっこか、だが所詮そいつは負け犬よぉ!」 ギラグ「てめぇら善人面しやがって!友情ごっこかよ!!」 アストラルを守るためという理由は全くの嘘っぱち。 バリアン警察なる組織は存在すらしない。つまり警察手帳は自作したということに ヒッハハハハハハハ!じゃあ言ってやる!お前のデッキには俺との友情の証、五枚のバリアンカードが入ってんだろぉ? 回想- このカードは、君に渡しておく(キリッ フッ……言えないよなァ?固い友情で結ばれた大切な親友、し ん げ つの頼みだもんなぁ!?クッフフフフ、ヒャハーッハハハハハ!! ありがとうよ、俺との約束を守って、みんなに黙っていてくれてェ!フハハハハハハ、クハッ、クハハハハハハ!!! 真月の正体を知りながら、アストラルにそれを隠していたことを暴露される。浮気発覚とか言わない どん底に追い込まれた遊馬…… 遊馬「くっそおおおおおお! 俺は! ホープレイVでダイレクトアタックだぁ! いっけえええ!!」 フッ…ならば俺は永続罠「Vain-裏切りの嘲笑」を発動! Vと名のつくモンスターが攻撃してきた時、その攻撃と効果を無効にし! 相手のデッキにあるVカードを全て墓地へ送る!! さらに!相手のデッキ、または手札から、Vと名のつくカードが墓地へ送られた時!Vカード一枚につき、500ポイント自分のライフを回復する! 墓地に送られたカードは5枚、よって俺は、2500のライフを取り戻す! まだだ!さらにさらにィ~? 墓地へ送られたVカード1枚につき、相手のデッキから5枚のカードを墓地に送る! ハハハハハハハ!!25枚だけじゃねぇ、Vカード全て合わせれば30枚だァ!! ひと思いにゃやらねぇ、じわじわといかせてもらうぜぇ? 友情の証として渡しておいたカードを使っての大量デッキ破壊。 これによって遊馬は残りデッキ3枚にまで追い込まれる。 2クールに及ぶ友情ごっこ、自分の分身まで用意した演出は全てコレが狙いだった。 その通り。遊馬の事だから、俺からもらったカードは友情の証として、必ずデッキに入れると思った…… そしてェ!? 真月が俺にやられたと思わせれば、頭に血が上って、一気にホープレイVを出してくれると考えたが…… お前って奴は、気持ちいいくらい思い通りに動いてくれるなァァ!!クッハッハッハッハ、最高だぜ最ッ高ォォォ!フッハハハハハ、アハーッハハハハハ!! さぁ~てェ……遊馬ァ、残りカード3枚というザマで、ど う す る つ も りだァ~~ン? せいぜい足掻いてみせろや!!どのみち全員ここから生きては戻れねェんだから それもこれも遊馬、お前が招いた結果なんだよォ!!関係ねえ奴らまで巻き込んでなぁ。(*1) お前にしてみりゃ、よかれと思ってやったんだろうけどなァ!アッハハハハハハハ、ウワーッハハハハハハ!! ワーッハハハハハ、ウハハハハハハハ、フーハハハハハハハ!!! ちなみにこれ全てBパートの約7分間に一人で喋った台詞である。長い。 文字では分からないが、TV本編では「真月」「真月警部」「ベクター」の声を使い分ける怪演。日野さんすげぇ。 そして、遊馬との信頼を踏み躙った番外戦略と精神攻撃からついた呼び名が「真ゲス」、「ゲスター」。 1期のIVさんのファンサービスが可愛く見えるゲスぶりから、何が起きても遊戯王ではよくあることで片付けてきた視聴者も衝撃を受けることに。 放送直後はアニメスレはもとより、ツイッターや某動画サイト、タイムライン、2ちゃんねる、チャットサイト等でも彼の話題で持ちきりとなった。 この新たな顔芸の可能性、もといパターンを見せた事もあり、一部では闇マリクや斎王、鬼柳以上のインパクトとも評された。 ニコニコでもかつて大百科の豪華特典な扉絵(→真ゲス)やよからぬ関連動画によって、遊戯王シリーズから離れていた視聴者やファンやマニア達を少なくない数呼び戻してみせたほどである。 遊戯王悪役の集大成といったこの一連の流れは、展開を予想できていた視聴者ですら、中の人のベクター&真月の2通りの声の使い分け+ベクターの高笑いといった演技も相まってカオスに陥ることに。 独特のテンションとセリフ回しが特徴的だったベクターだが、この回では先述の言った通りさらに某6歳児のごとき凶悪な顔芸を披露。 当時の視聴者の間では「すでに十分面白い」などネタとして大いに盛り上がった。 なお、顔芸を披露したのは真月の時とベクターに戻ってからの両方である。特に後者に至っては顔面ドアップを超え、顔芸ヅラのまま画面の中央で目がぎょろめくその様子は、もはや顔芸を超えて目芸レベルである。 (出典) 余談だがこの回は他のキャラの作画が酷い(特にキャットちゃん)。スタッフもこいつに集中したらしい。 彼が与えた影響は非常に大きく、子供が泣いたとか、本当にバリアンズ・フォースを破り捨てたり売却する人がいたり、 録画してた人は真月が出てきた回を削除したり、別の話をしたら「そんなことより真ゲスの話しようよ。」と言われたり、 よかれと思ってリミテッド・バリアンズ・フォースをあげたら「騙されないぞ!バリアン世界の悪者めッ!」と罵られ脛を蹴られたとか……。 また、次回予告後には「視聴者プレゼント」の告知がされ、よりにもよってリミテッド・バリアンズ・フォース、ホープレイVが収録されたスターターデッキ(2013)が100名にプレゼントされた。 あの本編・緊迫感溢れた次回予告からの「春のビッグプレゼントー!」という軽快な遊馬のセリフは必聴。 漫画版アオリの「スカッとするぜ!」といい、単行本やDVDで確認できない要素まで完成度が高すぎる。 この回で「番組の感想」を書いたハガキを送らせるスタッフの有能ぶり罪深さ。 またスターターデッキそのものもデッキ本体ではなく「強化パック」に上記2枚が確定封入されている=デッキに自らの手で友情の証(笑)を入れる遊馬の追体験などと話題になった。 ちなみにスターターデッキの発売日は3月16日。96話の放送が24日。 早々に購入した全国のTAKASHIくんが遊馬のように絶望しなかったことを祈るばかりである。OKA-SANと親子共々ホープレイV使ってたし……。 なお、オマケとして真月も欲しがっていた「ナンバーズ倶楽部会員証」も封入されている。 この点も含めCMといい収録内容といい「初心者」「子ども」がターゲットだったのであろう商品の目玉が「友情の証(笑)」として踏みにじられる代表格となってしまった。 (「5枚のVカード」はVサラマンダー以外墓地に送られるだけの地味な扱いで、一部に至っては海外の公式サイトで情報が公開されるまでカード名すら判明していなかった) 販促アニメってなんだっけ? 長期シリーズの「遊戯王」だからこそできる大胆不敵な所業といえよう。 流石の遊馬もこれは立ち直れないんじゃないか…と思われたが、翌週には小鳥の叱咤激励で復活。パネェ。 そのままZEXALに変身しようとするが…… 本当に遊馬と一つになれるのか…?お前は今、心のそこから遊馬を信じているのか…? 実は今までベクターが遊馬を責め立てた理由は、アストラルの遊馬への疑念や不信感を煽るためだった。 さらにはホープレイVを介してバリアンの力を発動。二人のZEXAL化は失敗に終わってしまう。 ヒーローの合体・変身を邪魔するという禁忌を成功させてしまった。 あれ?遊戯王ってカードゲームアニメだよね…? まあ遊戯王ではよくあることだからね。 バリアンの力によって心の闇を広げられて暴走したアストラルは遊馬と無理矢理にエクシーズチェンジ。 ダークZEXALと化す。 しかし、そのまま自滅するかと思われたが、ギリギリで遊馬の説得により変身解除。 それでも返しのターンでCNo.104 仮面魔踏士アンブラルを召喚、その効果でライフポイントはわずか25、手札も0、場はホープのみ、残りデッキ1枚にまで追い込む。 しかも最後の1枚は真月との友情の証「リミテッド・バリアンズ・フォース」。 サルガッソがあるためホープレイも出せず、さらにベクターはリミテッド・バリアンズ・フォースをトリガーとする罠カードを仕込んでいた。 このままでは遊馬たちは確実に負けてしまう…… だが、しかし 重なった熱き思いが世界を希望の未来に再構築する! リ・コントラクト・ユニバース!! 何ィ!? カードを書き換えただとぉ!? 新たなゼアル「ZEXALⅡ」が誕生。 まさかの手札書き換えによって新たなRUM、ヌメロン・フォースを創造される。 このカードによってCNo.39 希望皇ホープレイ・ヴィクトリーを召喚され、逆転負けしたのだった。 これによって2クールに及ぶ下準備が水泡に帰した。悔しいでしょうねぇ ちなみにこのシーン。ベクターが吹っ飛ぶ描写に妙に力が入れられている。 スタッフ曰くベクターが吹っ飛ばれされるのを見てすっきりしてほしかったらしい。 (このシーンは後にNo.96のシーンへと……) 敗北後 その後、ボロボロの状態となった彼はバリアン世界の奥底で、バリアン世界の神ドン・サウザンドを目覚めさせ、一体化。 ドンの封印を完全に解く為に遺跡のナンバーズの回収を目指し、その過程での遊馬たちへの復讐を企む。 とある遺跡の攻略前にNo.96 ブラック・ミストを利用しようと「しもべ」として取り入る。 遊馬一行より一足先に到着したが、遺跡の構造をなぜか知っていたり、言いようのない「恐怖」を覚えたり、遺跡のナンバーズに既視感を覚えたりと謎が連発。 獲物である遊馬たちをNo.96に横取りされて怒るが、一体化したドンに「好きにやらせろ」と心臓(?)握られて止められる。 それならとばかり観戦に回るついで、遺跡の仕掛けを使って遊馬を人質にとり、No.96とアストラルのデュエルを優位に進めようとするが、遊馬が自力で脱出してしまい失敗。 最後には遺跡のナンバーズも持ってかれ、「しょせん、貴様は悪としては二流」とまで言われた。あれだけやって二流って…… 結果的には利用しようとしたNo.96とドン・サウザンドにいいように使われて小物化が進行。 元より「悪の大物」と言うより「どうしようもないゲス」ってイメージだったが。 前世 この遺跡で彼の前世が少し明かされる。 幼い頃から人を信じず、民も家臣も処刑し尽くし、最後には自らの命を絶った狂気の皇子。 上半身ほとんど裸というすごいファッションであった。 ナッシュとメラグの前世にも諸国で侵略と殺戮を繰り返す狂気の王として登場。 王子だったり王だったりだが、人生で最初に殺したのは自分の両親と本人は語っている。 若い頃に王位を奪った故に肩書きが安定しないようだ。 彼らの治めるポセイドン連合国を侵略するが、ナッシュの策とメラグの犠牲によって侵略は失敗。 撤退しながらも略奪を繰り返すという残虐さ。敵部隊の補給を断つという意味では理にかなっているのだが。 そして、これ以上の犠牲を出させまいと単身挑んできたナッシュと一対一でデュエルを開始。 ちなみにこの時、カードの代わりに巨大な石版を使っている。古代エジプトですか? しかし、このデュエルは闇のゲームであった。 デュエルは現実の戦争とリンクし、自分のモンスターが破壊されると、味方側の兵士が死ぬというのである。 この条件で、原作版のウイルスカードと同様の罠カード「陰謀の大災害」を発動。 ナッシュのデッキのモンスターを一気に全滅。しかもトリガーはナッシュ自身の攻撃という鬼畜振り。 貴様あああああ! なぜ俺たちの戦いに他の奴らを巻き込む!? 決まってるだろ…? それがお前の弱点だからさ(真顔) お前の心に宿る優しさと、正義こそがなァ(真ゲス顔) 俺はお前が悶え苦しむ姿をたっぷり拝みたいのよ!フハハハハハハ、ハハハハハハ!! 前世から変わらない安定の真ゲス。 しかしナッシュはNo.73 激瀧神アビス・スプラッシュをエクシーズ召喚。その攻撃によってベクターは敗北する。 だが、ナッシュの兵士達もまたこの闇のゲームによって全滅してしまった。白き盾仕事しろ 双方に深い傷を残してこのデュエルは決着した。 ちなみに、その後に明かされたところによると、ナッシュはベクターを自国まで追い詰めた。 しかし、その時すでにベクターは自分の民を殺しつくした後だった。この場所こそが、後にベクターが訪れた「悲鳴の迷宮」。 再びナッシュと戦い、詳細は不明だがまた敗れたらしい。負けすぎじゃね? そして自分が手にかけてきた者たちの怨霊によって取り殺され、人間としての生に幕を閉じた。 衝撃の真実(2回目) ナッシュやメラグ、ドルベと同様にバリアンとして転生。 前世の記憶はなかったが、それでもナッシュを「気に入らない」「絶対に相容れない」と感じ、遂には罠にはめて殺害した。 それでもいきなり殺すのはよくないと思って、 「ナッシュが俺をムカつかせる毎に1ポイント、1億ポイント溜まったら…ぶっ殺す! だがそれまでは何が起こっても我慢だ」というポイント制にしたんだとか。 一億ってどんだけ気長なんだよと思うが、最後には溜まっちゃったのでナッシュとメラグをぶっ殺した。 普通ならどんなに長い年月を生きていたとしても1億ポイントが溜まるなんて嘘っぱちにしか聞こえないのだが、ベクターだと妙に説得力がある。 ていうかよく1億ポイントも正確に数えたな…… 遺跡のナンバーズの回収が決着すると、ドン・サウザンドによってバリアン世界の塔の玉座に触手で拘束。誰得 どうしてZEXALは……というか遊戯王は男を触手で縛るのか。 自分は動けなくなったが、ハーエバーニングを使って何かと暗躍。 その間にドン・サウザンドと共に偽のナンバーズを100万枚作って人間世界にばら撒き、地上世界をバリアン化した。 しかし、そんな事してる間にかつて自分が殺したナッシュとメラグが帰還。 慌てふためくが、ドンに2人にその記憶はないと解説されて落ち着いた。 そのまま地上のバリアン化とドン・サウザンドの復活の事を誤魔化して、人間世界に侵攻。 他の七皇が戦う中、一人だけ高みの見物を続け、ミザエルのデュエル中には 「あららら……ミザちゅわ~ん?ちょっとイケてないんじゃなーい?」 「あ~あ~…ドラゴン使いがドラゴン奪われちまうなんて、いくら何でもダメすぎるだろォ。はっずかしい~」(足パタパタ) と煽ってた。本人に聞かれたら絶対に次は止めない(無言の手刀)食らう。 こんなこと言ってるが、この台詞は後にブーメランとなって自分に返ってくるのだった。 その後はアリトとギラグを再洗脳し、バリアン世界へ向かった遊馬を襲撃させる。 だが、アリトは遊馬とのデュエルに敗北すると共に洗脳が完全に解け、 さらにはドン・サウザンドが自分の記憶を改竄していたことを知り、ドンを倒すために一時遊馬と共闘することを宣言。 それを知ったベクターは、ブックス!とメラグの力を吸収すべく、2人にデュエルを挑む。 『ドン・サウザンドの玉座』を発動するが、座ったままデュエルしては失礼だからと永続魔法を自分に装備した。 このシーンはやっぱり触手だった。まあ遊戯王ではよくあること。 どうでもいいが、「座ったままデュエルするのが失礼」なんて台詞が出てくるあたりにデュエルディスクの偉大さが感じられる。(*2) 受けたダメージをエンドフェイズに全回復する『ドン・サウザンドの玉座』と 回復した数値分のダメージを与えて攻撃力をアップするNo.43 魂魄傀儡鬼ソウル・マリオネッターのコンボで2人を追い込む。 このデュエルでは、メラグに集中的にダメージを与え、悲鳴を上げるメラグをあざ笑ういつものゲスぶり。白き盾ちゃんと守れ 追い討ちとばかりにバリアンとなった2人をかつて自分が殺したことを明かす。 怒れるメラグは攻撃力の変化を倍にする『魔水晶(ディストーション・クリスタル)』を発動。 さらに相手の攻撃力を1000ダウン+2回攻撃付与する『氷結の刃(ゼロ・ブレード)』をラグナ・インフィニティに発動。 このコンボで攻撃力を2000ダウンさせてワンショットを狙うが、罠によってダメージを回避。 またもや『ドン・サウザンドの玉座』で回復し、ソウル・マリオネッターのバーン効果でメラグにトドメを刺そうとするが…… 待て、ベクター! ドン・サウザンドから待ったがかかり、マリオネッターの攻撃力を上げればラグナ・インフィニティの効果でダメージを受けることを指摘される。 わかってる。けど、今の俺のライフは4000。3300のダメージを食らっても… メラグの魔法カード、ディストーション・クリスタルの効果を忘れたか! ッ!!そ、そうか! 攻撃力の変化が倍になるってことは、6600…そのダメージを、俺が! そう、この時点まで「魔水晶」の効果をすっかり忘れていたのである。 ここで効果を使えばメラグを倒せるが、同時に自分もライフを0にされてしまうのである。 生き残るのは敵のドルベだけ。ベクターの負けとなる。 ミザちゅわ~んを煽ってたわりに自分も敗北直結のミス寸前。これに対して視聴者は「あららら……ベクちゅわ~ん、ちょっとイケてないんじゃなーい?あ~あ~…策略家が敗北直前のミス犯しちまうなんて、いくら何でもダメすぎるだろォ。はっずかし~」という言葉を送ったとか もっとも、視聴者も気付かなかった人は割といたので、ドンとメラグが上手いというべきか。 ドンの助言で敗北を免れたベクターはドルベとメラグを倒し、その力を吸収。 その足でギラグとアリトと狸も食らったベクターは、自身に取り付いたドン・サウザンドを押さえ込むまでの力を得る。 その後、バリアン世界中心部に召喚した「悲鳴の迷宮」にて待ち構えていると、怒れるナッシュがそこに出現。 俺たちの勝負にケリをつけられるのは、デュエルだけ!なァ、ナッシュウゥッ!! そして始まる七皇同士の決戦。 自身のナンバーズだけでなく、親友と妹のカードを並べて精神的にも追い込むいつもの真ゲス。 メラグもドルベもいねえ。ギラグも、アリトも!みんなみんな、俺のモンだ!オメェは一人だ!一人ぼっちなんだよ! ミザエル「」 取り込んだ七皇の力を吸収し、さらなる変身を遂げた姿はメガベクターと呼ばれた。 公式によると「ランパント・ベクター」という名らしい。 今明かされる衝撃の真実(3回目) 何かと疑惑の多い彼の前世だったが、ナッシュとのデュエル中、とうとう本当の記憶が蘇る。 結論から言えば、やはりというか彼もドン・サウザンドによって洗脳されていた。 本来の彼はどんなだったかと言うと…… 争いを好まない温厚かつ穏やかで国民を第一に考える心優しい性格だった。 争いを好まない温厚かつ穏やかで国民を第一に考える心優しい性格だった。 まず映し出されたのは「平和の象徴」として祝福され産まれたやたらと可愛らしい赤子。それがベクターの人生の始まりであった。 国民は平和を望み、その象徴として生を受けたベクターも同じ想いを持っていたが、権力を握る彼の父親(王)は「何が平和だ」と吐き捨てる様な性格で、国は常に侵略・戦乱の中にあった。 そんな人々の中で育った元々のベクターは、「真月零」そのまんまの善良でお人よしな青年だった。 が、そんな彼の父親は先程説明した通り逆に野心と征服欲が強く「国民?知ったことか!」と国民の事は全く考えずあちこちへ侵略戦争を繰り返していた。やはりカズキングダムの父親か そんな父親にもかかわらずベクターが好人物だったのは、恐らく母親の影響だと思われる。 だが、ある時父王が病に倒れ、起き上がることも出来なくなり、母の願いで代わって王子であるベクターが国を治める。 みなさん、私は争いを好みません! ……誰だお前。 民の犠牲を出したくないと、よかれと思って隣国と和平を結び、戦争を放棄し領地も返すと国民に宣言し平和国家への転換を決定。 国民達や感涙する母親や和平を受け入れた隣国の反応から、ベクターは国中外問わずから深く慕われた模様。 しかし、それを聞いた先王は「もう少しで手に入った国となぜ和睦せねばならん」と激昂。 ベクターを「ハリー・ポッター呪いの子」「軟弱者」「貴様など疫病神だ」と罵り、怒りのあまりベクターを斬り殺さんとする。 が、とっさにベクターを庇った母親が代わりに殺されてしまい、直後に父も病の発作で死亡。いきなり目の前で両親を失ったベクターは放心状態になってしまった。 もうこの時点で壊れてもおかしくないが、そこにドン・サウザンドが出現。 ベクターは、本来の『悲劇の王子』から『父と母を殺した呪いの皇子』であると洗脳され、さらに人格自体を根本から書き換えられたのである。 俺は狂気の王子……この世界を血と破壊で埋め尽くすために、生まれてきた! 死の直前に記憶を改竄された他の七皇と違い、彼の場合は歪められた記憶と共に生き、完全に「狂気の王子」として歪んでしまった。 簡単に言えば本来の人格を抹殺され、上書きされた後付けの人格とすり替えられたわけである。 転生後も何も知らずにドン・サウザンドに積極的に協力していたわけなので、ある意味ではドン・サウザンドの最大の被害者であろう。 ちなみにドン・サウザンドがここまでやった理由は、生前のベクターの魂が非常に純粋であったがゆえに歪みやすく、自身の手駒とするのにもっとも向いていたため(後々分かることだが、これについてはナッシュをバリアンの道へ誘う遠回しな布石でもあった)。 「俺を騙したのか!!」と詰め寄るベクター。さらに遊馬も彼を嘲笑うドン・サウザンドに激昂するが、そんな彼らにドン・サウザンドは冷たく「だが、その男の残虐非道な行いは事実。それは消せん!」と言い放つ。 全てを知ったベクターは、自分が突き落としてきた誰よりも深いどん底に…… そんなベクターに手を差し伸べようとする遊馬先生。 「本当のお前は真月なんだ!」と呼びかける。 実際、王子だった彼の性格は真月そのものであり、本来の自分をずっと演じていたのは皮肉と言うほかない。 っていうか、同時期に受けたナッシュの裏切りの件も含めて遊馬先生の心は(自分が助けたいと思った者に対して)どんだけ広いんですか。 しかしベクターは罠カード『エクシーズ・ディスチャージ』を発動。 その効果は「相手が手札1枚を捨てることで、自分のエクシーズモンスターを全て相手に与える」。なんでこんなの伏せてたんだ… 焦るドン・サウザンドを押さえ込みながら、この効果でナッシュに自分ごとドン・サウザンドを倒すように頼む。 了承したナッシュは手札のドリーム・シャークを捨て、この効果で2体のナンバーズを場に呼ぶ。 そして、ナッシュはベクターへのダイレクトアタックを宣言した。 トラップ発動!「トリック・バスター」!! このカードは相手にのみモンスターがいて攻撃してきた時、その攻撃を無効にし! 相手の攻撃表示モンスターを全て破壊する!!消えろ! ハハハハハハハ!! 引っかかったぁ!! どうもこうもあっかよ!見た通りだっての!!みんな引っかかったんだよ、俺様の名演技によ!!! バーカ! まんまと引っかかりやがって!!どうしようもねえ甘ちゃんだな、お前ら!!! さらなる罠でナッシュの場のモンスターを全滅させた。 実はドンが記憶を弄ってたことには気付いていて、その上で好き勝手していたらしい。 記憶を取り戻しても、壊れた人格までは戻らなかったのだ。 ちなみに日野氏の迫真の演技もあって、次回予告で予想していた視聴者でさえ本気なのか演技なのかハラハラさせられて「いったいどっちなんだ」と精神フェイズに入らされていた。 尤も、よく考えれば記憶を取り戻す前にこれらのカードを伏せていたので、気付く人は気付いてたが。 結局はゲスで安心した人が多かったとか。ゲスで安心されるのもこいつぐらいだろう。 この行動に視聴者は「やはりベクターはベクターだな」「素晴らしい!美しいよ!」「ベクターこそ真の悪役」等と大喝采され、更に本スレは大いに盛り上がったようだ。 ……とはいうが、劇中の動向を見るとベクターが記憶の改竄に気付いていたフシはなく、「本当の記憶を見たショックを隠すための強がりでは?」という説もある。 ともあれ、自分の記憶を弄られたことにはそれなりに怒りを覚え、吸収した七皇の力で取り付いていたドンを焼き尽くした。 さらには「トリック・バスター」の追加効果で、ナッシュに効果ダメージでトドメを刺さんとする。 が、相手はデュエルタクティクスなら作中トップのナッシュ。「エクシーズ・ディスチャージ」のコストで墓地に落としていた「ドリーム・シャーク」の効果を発動し、ダメージを回避した。 流石リーダーと言うべきか、きっちり本性を見抜いていたらしい(*3)。 見抜かれて逆切れしたベクターは謎の力で「RUM-千死蛮巧」をドローし、その効果でCNo.5 亡朧龍 カオス・キマイラ・ドラゴンを召喚。 特異な効果による連続攻撃と数ターンに及ぶドローロックを食らわせる。 しかし、ナッシュはカオス・キマイラ・ドラゴンの素材回復効果を逆手に取り、「インフィニティ・トゥース」を発動。その効果でデッキトップを墓地に送ってドローロックを回避し、「デプス・バイター」をドローしてアビス・スプラッシュをエクシーズ召喚。 ベクターの伏せカードをアビス・スプラッシュを囮に処理、前のターンで伏せていた「RUM-クイック・カオス」でCNo.73 激瀧瀑神アビス・スープラを繰り出す。 てンめエェェェェ!?ナッシュゥゥゥゥ!! 砕け散れェッ!ベクタァァァァァーッ!! 混沌の海神にカオス・キマイラ・ドラゴンを粉砕され、ベクターは敗北したのであった。 前世でアビス・スプラッシュに敗れ、サルガッソでホープレイ・ヴィクトリーに吹っ飛ばされたベクター。 彼を最後に倒したのは、ヴィクトリーと同じ力を持つナッシュの国の守護神であった。何たる皮肉な結末か。 バカな……!俺が……俺が、負けるだと……!? 彼の最期 激戦の末敗北したベクター。それと同時に、かつてと同じように怨霊によって呪い殺されそうになるが、 あの時と一緒にするんじゃねえ! ナッシュゥ!! なんと気合で呪いを弾き飛ばす。 さらに七皇の力を使って遺跡を崩壊させ、最後の足掻きとナッシュたちを道連れにしようとし、今の自分は七皇もドン・サウザンドも越えた存在だと勝ち誇るベクター。 だが…。 勘違いするな、ベクター。これはお前の力ではない。 実はドン・サウザンドは死んでなどいなかった。 死んだ振りをしてベクターの力が弱まるこの瞬間を待っていたのだ。演技合戦かい。 さすがのベクターと言えども、敗北する前から復活の布石を打っていた生粋の策略家であるドンさんには及ばなかった。 というか、「目的のために下準備や仕込みを怠らず、成就させるための手も打って時間をかける」点では明らかにドン・サウザンドの方が上である。向こうさんは1000年単位で計画立てて実行したわけだし。 そして用済み宣言をされ、丸ごとドン・サウザンドに吸収されそうになるベクター。 い、嫌だ!!やめろ!俺は、こんなところで…死にたくねぇえええええええええ!!! ひぃーっ!死にたくねぇよー! 小者のような情けない台詞を言いながらドン・サウザンドに物理的に吸収されようかというその瞬間…… かっとビングだ、オレェェッ!! ベクターの手を掴んだのは遊馬先生である。 2クールに及ぶ友情ごっこ食らって、ついさっきも騙されて、それでもなお助けようと手を伸ばしたのだ。聖人か。 そんな遊馬をドン・サウザンドは嘲笑い、アストラルと小鳥、そしてナッシュまでもが止めようとする。 やめろ遊馬、そいつに心は無い!助けてもまた、裏切るだけだ!!! だったら…だったら、もう一回信じる!心が無いなら、心ができるまで俺は信じる!それが俺のかっとビングだ! 最後の最後までベクターを、真月零を信じて救いの手を伸ばす遊馬。 そんな行動にベクターは…… 遊馬、くん… なら…俺の道連れになってくれよォ! オレと一緒に逝ってくれよ! 遊馬ァ!! この期に及んでこれである。救いようがないとはこいつのためにある言葉か…… さあ! こっちへ来いよぉ! 流石である。 ナッシュに敗北した直後にも激高して「俺が消えるならお前も道連れだ!」と発言しているあたり、例え死んでも気に入らない相手には一矢報いなければ気が済まないという事だろう。まさに「真ゲス」である。 ベクターはこれで遊馬が手を放すと思ったのだろう。「こんなガキの偽善なんざこれで消え去るだろうw」と。 だが、そこにいたのは、ベクターの想像していた人物では無かった…。 ………あぁ、いいぜ、真月。 お前を一人になんてしない。 お前は俺が……守ってやる。 ……え……? そこにいたのは、涙を流しながら尚も手を離そうとしない遊馬の姿だった。ずっと裏切ってきたベクターを、遊馬は「また分かち合える」と信じ仲間として接してくれたのだ。 ベクターに自分の想いを目の前で踏みにじられようとも、絶対に彼を見捨てることはしなかった。ここまで来るともう菩薩の域である。 瞬間、脳裏をよぎる「真月零」として過ごした日々。 ……遊馬…… その姿を見たベクターは驚愕しながらも、全てを諦めたように微笑み……。 真月……!? ……とんだお人よしだ……バカバカしい。 キミなんて道連れにできないよ…… おい、真月!? 呟くその声は、聴き慣れたいつものものではなく、遊馬だけが知る「真月警部」。 そして、 さよならだ………遊馬君。 掴んでいた遊馬の手を離し、一人ドン・サウザンドへと吸収されるのだった…… 最後まで救いようのないゲスを貫き通して来たベクターだが、最後の最後には根負けし、遊馬達と共に過ごした「真月零」として遊馬の名を呼びながら散っていった。 彼のゲス様をネタにしてきた人たちも、この散り様には涙した。 前科が前科なのでまだ何か裏があるんじゃないかと疑う者もいたが。 ちなみにその魂はドン・サウザンドの消滅後、その力を受け継いだナッシュを介して自身のカードであるアンブラルに宿り、他の面子同様バリアンのオーバーレイユニットとして決戦に参加。 オバハンの効果をフル活用した猛攻にもきっちり参加したが、コピーされたアンブラルの効果で遊馬の手札から落とされたのは虹クリボー。 虹クリボーには手札誘発で攻撃を止める効果と、墓地から蘇ってダイレクトへの壁になる効果があるので、 遊馬→虹クリボーの効果を一回分潰される ナッシュ→ハンデスしたつもりが墓地利用できるカードだった と、この攻防に置いて敵味方双方の邪魔をするという何とも器用な真似をやってのけたことになる。ちなみに虹クリボーの効果を使われても、返しのターンでジャイアント・ハンド・レッドの効果を使えば装備カードとしての効果を無効にできた。 綺麗になってもベクターはベクターだったということか。 ラスト そして、最終話。 ヌメロン・コードによって七皇達は人間として蘇り、遊馬たちと同じ学校に通うように。 しかし、その中にベクターの姿だけが無い。 そんな中、アストラル世界に新たな危機が迫る。 アストラル世界に向かう遊馬、シャーク、カイト、トロン一家と七皇。そして…… ジャンジャジャーン! よかれと思って、俺様も手を貸してやるぜ。 彼もまたアストラルによって転生していた。 かつての決め台詞を真月零の声色で話すベクター。表情にも以前の様な邪悪さは見られず、どこか面白げに一行に加わってきた。 あら、ベクター。今度は大人しくしててね? さーな。だが、お前らと一緒に暴れるのも悪かねェ。 璃緒と軽口を叩きあいながら、彼もまたアストラル世界へ向かうのだった(とても何度も殺した側と殺された側の会話とは思えない)。 偽りの姿の真月でも、ドン・サウザンドに翻弄されたベクターでもなく、 また新たな存在として遊馬たちとこれからも関わり続けていくのかもしれない。 デュエリストとして 使用デッキは【アンブラル】。 闇属性・悪魔族で統一されている。アンブラルとは「影」の意味であり、真月としてのデッキである【シャイニング】とは対になっている。 それぞれが展開効果を内蔵し、効果で並べてエクシーズするのが基本戦略。闇属性ゆえのサポートも豊富である。 エースモンスターはCNo.104 仮面魔踏士アンブラルだが、デュエルの度に違ったナンバーズを召喚している。 No.104 仮面魔踏士シャイニングはとんだ不遇枠だが。 マスター・キー・ビートルに始まり、シャイニング&アンブラル、ソウル・マリオネッターとカオス・マリオネッター、カオス・キマイラ・ドラゴン(と多分デス・キマイラ)、ジャッジ・バスター&デビルと実に9枚5種類のナンバーズを所持している(ブラック・ミストを含めれば11枚6種類)。 ただ、戦闘向けのナンバーズを持ちながらも戦術そのものはロックバーンより。 相手を甚振って苦しむ姿を眺めるという趣向を反映した結果だが、そちらを優先し過ぎるあまり詰めを誤ることが多い。 決して弱者ではないのだが、描写されたデュエルを見る限り劣勢からの切り返しが致命的に苦手という弱点が透けて見える。 ゲーム版にて WDC編の話である「激突!デュエルカーニバル!」に他の七皇同様出演。こっちではサブデッキとして【ヴェルズ】を使用している。 分身の状態でよからぬ謀を巡らせており、本人は表の姿である真月として登場。 真月の方は【セイクリッド】デッキを使用。 プレアデスやトレミスはもとより、ガイドラ、ショックルーラー、オメガにパラディオスと光属性の強力エクシーズがこれでもかと詰め込まれている。 TFSPでは一人だけ新規のグラフィックをもらっている。これは、七皇の面々の立ち絵が人間態で固定されていることと、ZEXALの面々は激突DCからグラフィックを流用しているのが理由。あちらでのベクターはバリアン態であり元の絵がなかったため、新たに書き起こされている。 ちなみに真月とは別枠なので、どっちかにタッグデュエルを申し込むと、たまに相方としてもう片方を引っ張ってくるため、真月&ベクターのコンビという極めてシュールな絵図が出来上がる。 真月「どこのどなたか存じませんが、よかれと思って僕とタッグを組みませんか?」 ベクター「知らないってのは幸せなことだねェ。いーや、こっちの話さ」 ベクター「さあ、真月! よかれと思って、よからぬことを始めようじゃあないか!」 真月「よくわかりませんけど、頼まれると断れないのでよろしくお願いします!」 目的について 劇中屈指の悪役&トリックスターとして立ち回ったベクターだが、実は彼自身の最終的な目標は不明瞭なまま終わっている。 七皇やドン・サウザンドの力を吸収して絶対の存在になろうとしていた……というのが一般的な見方だが、仮にサルガッソでの作戦が成功して遊馬を倒していた場合どうしていたのかは不明。 多分に自身のお遊びが含まれていたとはいえ、サルガッソ戦に繋がるまでの経過は全て「アストラル世界の滅亡」と「No.の回収」というバリアン世界の大目的に沿っていたため、七皇の中では一番仕事していたと言える。 が、ドン・サウザンドを復活させてからは他者を甚振り利用して楽しむ、という趣向のみが表面化しており、彼自身がその果てに何をしたかったのかはほとんど語られていない(ベクター自身が語ったのは過去のことについてである)。 生前からドン・サウザンドによって人格自体が改変されていた事実を踏まえて終盤の経過を見ると、力を吸収して上位の存在になるという大ざっぱな目的自体が、「七皇を吸収させたベクターを取り込み、手っ取り早く力を回復する」ことを狙った仕込みだった可能性が高い(最悪の場合、そう考えるように人格を弄られていたとも考えられる)。 余談 読んでもらえばわかるだろうが、ネタが多すぎる。書くこと多すぎて項目が作られなかったほど。 友情ごっこは遊戯王関連以外の場所でも話題になったのだから、遊戯王系での話題性は語るまでも無い。 全国のデュエリストに遊戯王の悪役の無限の可能性と声優の本気を見せ付け、こいつのせいで後番組の遊戯王ARC-Vや遊戯王VRAINSのキャラ達も疑われる事態まで起きている。 「ジャンジャジャーン! よかれと思って、俺様も追記・修正してやるぜ」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2014-11-26 21 02 36) こいつの所為で日野さんがへたれ声出してもイケメン声出しても笑ってしまうようになった。こいつの罪は重い。 -- 名無しさん (2014-11-27 15 28 12) 最終回の後は遊馬にべったりなんだろうなぁ(変な意味抜きで)なんかしょっちゅう九十九家に遊びに来てそう -- 名無しさん (2014-11-27 15 29 59) ところでベクター、したり顔でドン・サウザンドの処遇に関するツッコミをしているような文章が見られるが、こいつはお前の仕業か? -- 名無しさん (2014-11-27 20 24 06) そりゃベクターは現世の所業含め許してもらえたからいいが全員じゃないしな・・・・。そういやEDの集合絵にはいなかったな -- 名無しさん (2014-11-28 16 24 50) 素良きゅんは果たしてベクターの後継者になれるか? -- 名無しさん (2014-12-01 15 57 06) タイムピンク「ダブルベクター!!」 -- 名無しさん (2014-12-13 12 48 59) ベクターエンド・ビート真月 -- 名無しさん (2014-12-13 18 15 15) ソラ陣営の長はベクター並みのゲスさだと予想 -- 名無しさん (2014-12-15 03 00 58) たまに忘れられてるが、ハルトオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオにとっては命の恩人でもある。同時進行で別のこともさせられたけど -- 名無しさん (2014-12-20 11 11 48) ↑そのハルトもベクターの介入がなくなってもピンピンしてた事からマッチポンプの可能性も否定出来ない、ベクターの信頼度… 名前からして「vector」=「病気とかの媒介者」だし、ねぇ。 -- 名無しさん (2015-01-06 09 28 16) 鴻上会長「ハッピーバースデー!!ベクター真木!!」 -- 名無しさん (2015-01-14 12 54 37) 顔芸画像乙 -- 名無しさん (2015-02-05 13 01 14) 北米版ではベクターがラスボス(なお顔芸は規制された)でサルガッソでヴィクトリーに斬られて終わりと聞いたが本当だろうか? -- 名無しさん (2015-02-11 04 50 04) ↑もし本当ならドルべぇ -- 名無しさん (2015-02-13 18 38 59) 2↑ 海外のwiki調べたけど5D'sみたいなエピソード丸ごとカットはなさそう -- 名無しさん (2015-02-13 18 55 28) こいつのおかげで、アークファイブでは主人公に最初から友好的なキャラの全てが疑われる事態に。どういう……ことだ……! -- 名無しさん (2015-02-18 15 02 15) ベクターがどうとかってより、ネタ厨が騒ぎ過ぎなだけのような・・・ -- 名無しさん (2015-02-25 23 32 42) GXで丸々カットは2期のユベル回だっけ?ヤンデレと両性具有のコンボ。というか5DSでカットって何があったんだ・・・ -- 名無しさん (2015-03-10 00 56 24) ↑Z-ONE戦がなかったのはZEXAL放送するためだったかな? 太陽戦は知らないけれど -- 名無しさん (2015-03-10 01 00 32) コイツ程ではないが、バディファイトのキョウヤもかなり悪そうな顔してたwww -- 名無しさん (2015-03-19 13 07 37) デニスもやっぱりだったがコイツという前例のお陰でショックが最小限になった気がしなくもない -- 名無しさん (2015-03-19 13 11 43) デニスもまだ怪しいんだけどね。デュエリストとしての個性が語られてなかった真月と違って、エンタメデュエルに対しては本気っぽいし。キン肉マンのマンモスマン的ポジションかもしれん。 -- 名無しさん (2015-03-27 16 31 20) バリアンジャーの適当な名乗りは -- 名無しさん (2015-03-27 16 48 36) ↑2二重スパイ或いは融合の思想に共感出来なかったが、榊遊勝に出会って人々が笑いあえるような楽しいデュエルを知り、優勝の手助けをしてるとか?元々は融合主体のメイジと名の付いたモンスターを使ってたとか?遊矢のデッキもエンタメモンスターだけじゃなくて魔術師モンスターがいるし -- 名無しさん (2015-04-08 20 05 25) ゲスなのには違いないが最期のシーンからして最後までゲスを貫いてたとは言いがたいな -- 名無しさん (2015-05-11 17 45 29) ↑むしろ、貫いた結果裏側にズボッと抜けた感じ -- 名無しさん (2015-05-11 21 00 22) ↑2遊馬ビングが、ぐう聖過ぎるだけなんや… -- 名無しさん (2015-05-14 21 34 45) スタッフの思惑と声優の狂演と視聴者の求めるネタが見事にかみ合ったネタキャラ。でもこういうキャラって他の国じゃあ魅力伝わるのかなぁ。 -- 名無しさん (2015-05-20 20 54 25) ↑他国でもあのBパートのテンションが凄いらしい・・・とは聞いた -- 名無しさん (2015-05-20 21 00 21) 色んな意味で努力の方向音痴。あそこまでやらねぇよ普通。 -- 名無しさん (2015-06-02 00 08 07) 大きなお友達からは正体がベクターだって普通に気づかれてたんだっけ? -- 名無しさん (2015-06-14 16 25 42) ↑遊戯王のことだからベクターが闇人格の二重人格説の方が有力だったな。ところでベクター、最新パックでアロマージがないのにベクターがスーレアなのはお前の仕業か? -- 名無しさん (2015-07-16 22 00 21) ベクターがカード化されたぞ!しかもペンデュラム妨害という嫌がらせ仕様! -- 名無しさん (2015-07-20 09 24 55) ↑6 あれは凄まじかったな… -- 名無しさん (2015-09-29 10 21 48) 吸収されるときに楽しかったぜ、おまえとの友情ごっこって言ってたら良かったのに -- 名無しさん (2015-10-05 02 43 28) 多分前世の享年では1番年下っぽい。幼い頃に精神壊されたからか妙に子供っぽいところあるよね -- 名無しさん (2015-12-02 17 08 09) 劇場版 新キャラ cv ひ の さ と しwwwwww -- 名無しさん (2015-12-08 11 26 20) CVが一緒なせいで新キャラに早速裏切り疑惑が。こいつの罪は本当に重い -- 名無しさん (2015-12-08 16 27 33) こいつとTFでタッグ組みたかったぜ… -- 名無しさん (2016-04-06 18 14 18) 転生して学校通うようになったら真面目な真月状態で行くかベクター状態で行くのか -- 名無しさん (2016-10-22 18 33 01) 今では、日野聡=ベクターのイメージ。 -- 名無しさん (2016-10-22 18 36 37) 出てくる度にデュエルに負けてたけど、サルガッソ戦は実質的勝利してるよな -- 名無しさん (2016-12-28 01 11 52) ドンサウの契約がOCG化と聞いて -- 名無しさん (2017-02-12 01 44 50) 本編終了後で遊馬と組んでタッグデュエルしたらめちゃめちゃ息合いそう -- 名無しさん (2017-03-10 23 19 22) ↑アストラルと合流するまでの相棒組んでそう。 -- 名無しさん (2017-04-12 22 41 24) シャイニングも発売しないかなあ -- 名無しさん (2017-12-07 09 15 48) 努力家で我慢強いけど卑怯で姑息な部分が共同してる稀な奴 -- 名無しさん (2018-02-04 17 15 14) 結局最期まで味方だったけど、ソウルバーナーが視聴者から疑われたのもこいつ(と若干ブルーノ)のせいと思うと、ほんとに影響力強すぎる…… -- 名無しさん (2019-04-06 14 15 16) もう視聴者バレしているとはいえデュエマでも似たようなキャラが出現した模様 -- 名無しさん (2019-05-19 22 13 35) 真月とベクターはあまりにも性格が違い過ぎてたから、闇の人格や双子の片割れみたいな予想もあったな。 -- 名無しさん (2019-12-08 23 41 53) キャラが濃すぎて後の作品の同ポジ辺りまで疑われる現象、どこぞの星狩りしてる地球外生命体めいている。 -- 名無しさん (2020-07-25 08 06 19) 『何時迄も過去のキャラの言動を引きずる』、オタクの悪癖だな -- 名無しさん (2022-05-29 18 57 52) 名前 コメント (出典) :遊☆戯☆王ZEXALⅡ 96話「凶気のベクター 魔境サルガッソの闘い!」 ぎゃろっぷ/テレビ東京/NAS 2012年10月7日~2014年3月23日
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/54784.html
登録日:2023/08/20 (日曜日) 20 05 00 更新日:2024/03/17 Sun 16 47 26NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 ユニオンの降臨 ロックバーン ロマン砲 効果ダメージ 永続魔法 波動キャノン 波動砲 遊戯王 遊戯王OCG 魔法カード ターゲットスコープ・オープン! 電影クロスゲージ、明度20 発射8ターン前、対魔法除去、対戦闘ダメージ防御 8 7 6 5 4 3 2 1 波動キャノン、発射! 8000ダメージ、you win! 波動キャノン 永続魔法 フィールド上のこのカードを自分メインフェイズに墓地へ送る。このカードが発動後に経過した自分スタンバイフェイズの数×1000ポインドダメージを相手ライフに与える。 《波動キャノン》は遊戯王OCGのカードの1枚。 初登場パックは2002年発売のユニオンの降臨。遊戯王の歴史の中でもかなりの古参の部類に入る。 デザインのモチーフになったのは宇宙戦艦ヤマトの決戦兵器である波動砲であろう。 ちなみに波動砲は新旧全シリーズにおいて内蔵式で、砲台型は類似兵器であるデスラー戦闘空母のデスラー砲が近い。 あるいは波動砲のパロディであるFFⅤのソル・カノンや鋼鉄の咆哮の超巨大戦艦ヴォルケンクラッツァーの波動砲などもある。 さてカードの性能であるが、いわゆる効果ダメージを与えるバーンカードの一種である。 ターンをまたいだ数だけ1000ダメージをチャージし、メインフェイズで墓地に送る事でバーンダメージを発生させる。 つまり8ターン持ちこたえれば8000ダメージを与えて一撃で勝利できる。 モチーフ元と同じくとんでもないダメージを与えることができる可能性を持ち、うまく決まった場合はまさに必殺。 とはいえこのカードだけに頼ってはさすがに時間がかかりすぎるため、他のバーンカードと併用するのが基本。 なお盤面にはなんの影響も与えられず、使用する前に除去されてしまえば何ターン経過していようと無駄になってしまう。 この点、一度発動すれば時間はかかるが止められない《終焉のカウントダウン》には劣るところである。 3000ダメージも与えられれば上出来だろう。 12期現在の遊戯王においては盤面に影響を及ぼさないカードを長期間持たせることは困難で、それよりも相手の布陣を突破してビートダウンする方が早いため、採用率は低い。 また、《ご隠居の大釜》なら毎ターンダメージを与えつつその効果が増えていくため、このカードよりもダメージの効率が良い。 しかしかつてはバーンカードの代表格といっていい存在感を持っていたこともあり、現在でも活躍させようと思えば不可能ではないポテンシャルを持っている。 主な活躍の場は登場時から【ロックバーン】。 相手の動きを止めてからこのカードや《ステルスバード》や《ボーガニアン》でじわじわダメージを積み重ねていくデッキである。 ちなみに登場時は現代のような高速環境ではなく、かつバーンカードの種類も多くなかったので普通のビートダウン系デッキやフルバーン系デッキに採用されることもあった。 このカードを守るために、《神の宣告》や《マジック・ジャマー》のようなカウンター罠。 戦闘を止めるために《グラヴィティ・バインド-超重力の網-》や《平和の使者》、《レベル制限B地区》、中でも《光の護封剣》は3ターン=3000ダメージ分をチャージできるのでよく使われた。 しかし当時は《大嵐》や《ハリケーン》も現役。《人造人間-サイコ・ショッカー》も一線だったのでいつ防御が崩されるか、ヒヤヒヤな駆け引きが繰り広げられた。 【ビッグバンガール】などのロックバーンの派生形デッキでも高い採用率を持っていた。 その後は環境の高速化もあってロックバーンが衰退したが、強力なロックカードである魔鍾洞が現れた当時に再評価されたことがある。 12期現在、ロックバーンを組むのは困難ではあるが、【アステカ】や【守護者スフィンクス】などのような防御主体の地雷デッキの能動的なバーン手段兼、相手に勝負を急がせるための煽りとして使うこともできる。 これを入れるくらいなら他の防御カードや展開手段を入れるのは確かに堅実だが、あえてバーンダメージの加算に振るのも手である。忘れちゃいけないが、2ターン持たせれば2000という馬鹿にならないダメージを叩き出す。 関連カード 終焉のカウントダウン 発動から20ターン後(自分ターンで10ターン) に問答無用で勝利する特殊勝利カード。詳細は項目を参照。 効果は全くの別物だが、「時間はかかるが、防御に徹するだけで勝てるカード」という共通点から、ロックデッキでの勝ち筋として競合してきた。 あらゆるデッキが効果除去を搭載するようになって久しい現在では、《波動キャノン》は「1枚のカードを除去から守り抜く」、《終焉のカウントダウン》は「発動後はひたすらライフを守り抜く」と大幅に違う運用を求められる。 黒蛇病 永続魔法 自分のスタンバイフェイズ毎にお互いのライフに200ポイントダメージを与える。 2ターン目以降自分のスタンバイフェイズ毎にダメージは倍になる。 《波動キャノン》同様、ターン毎にダメージ量が増える永続バーンカード。 初動こそしょっぱいが、ターン毎にダメージが累乗されるため、6ターン守れば初期ライフは消し飛ぶ。 波動キャノンより早く決着がつくが、このカードはお互いにダメージが発生する。 自分の効果ダメージを無効化するか、相手のライフを他のカードで削るなどの工夫は必須。 《マテリアルドラゴン》がいると、お互いにダメージが回復に変化するため、維持し続けると倍々でライフが回復してとんでもないことになる。 ご隠居の大釜 永続魔法 (1):このカードの発動時の効果処理として、このカードにカウンターを1つ置く。 (2):自分スタンバイフェイズに発動する。 このカードにカウンターを1つ置く。 (3):1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。 ●自分はこのカードのカウンターの数×500LP回復する。 ●このカードのカウンターの数×300ダメージを相手に与える。 《波動キャノン》から15年以上の時を経て登場したライバル。 こちらは1ターンごとにカウンターが乗り、300ポイントずつダメージが増える。 一見するとターン数×1000ポイントの波動キャノンのほうがダメージが多そうだが、テキストをよーく読むとこのカード、効果発動の際にカウンターを取り除かない。 つまり総ダメージ量はターン毎に雪だるま式で増えていく。 1ターン目は300ダメージだが、2ターン目は600ダメージ、900ダメージ、1200ダメージ……と総ダメージ8000を超えるのは6ターン。 8ターンかかる《波動キャノン》を速度で上回り、発動したターンにもダメージを与えられる、毎ターン削るので途中で除去されても完全な無駄にはならない、など、流石に扱いやすさは大きく上回る。 ただし、3ターン目までのダメージ量なら波動キャンの方が多い。 ちなみに《黒蛇病》のほうは、ダメージの上昇倍率は上回るが、初動が次の自分ターンからなので8000超えまでのターン数は結局同じ(*1)と、狙いすましたようなダメージ倍率によって下位互換扱いになってしまった。 相性のよいデッキ 【ロックバーン】 基本中の基本。 詳細は上記を。 【魔鍾洞】 近年では最も《波動キャノン》が活躍したデッキ。 実態は近代に蘇った【ロックバーン】であり、《波動キャノン》が評価された要因は「1枚で勝てる」こと。 《魔鍾洞》のロック性能が非常に高いため、「除去されると無駄になる」という欠点より「デッキの枠を節約し、残り最大限をロックの強化に費やせる」という利点を評価された。 《魔鍾洞》があまりにも凶悪過ぎたため、現在では禁止カードとなっており構築不能。 【超時空戦闘機】【巨大戦艦】 ネタよりの方向で。 グラディウスごっこをしたい場合に。 【Kozmo】 お遊びその2。 スターウォーズと宇宙戦艦ヤマトの夢のクロスオーバーをしたい場合に。 【魔獣ガーゼット】 ネタデッキその3。だってヤマトもスパロボ参戦したんだもの 《合成魔獣ガーゼット》(マジンガーZ)、《偉大魔獣ガーゼット》(グレートマジンガー)、《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》(グレンダイザー)などと合わせて【スーパーロボット大戦】を組んでみるのもあり。 他には《烈華砲艦ナデシコ》(機動戦艦ナデシコ)、《E・HERO ネオス》(ウルトラマン)ウルトラマンまでスパロボ参戦する時代が来るとはねえなどの投入候補もある。 ちなみに未OCGだがゲッターロボがモチーフの漫画版カードもある。 余談 完全に相手の協力ありきの遊びの領域だが、デッキを回復しつつ互いにひたすらターンを流し続けることで理論上無限にダメージを増やすことが可能。 100ターンで十万、1000ターンで百万、十万ターンを流せばなんと一億のダメージを与えることができる。 もっとも一秒に一回互いにターンを回したとしても27時間以上かかるが。 追記修正は夢の8ターン発射を達成してお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 時の女神の悪戯は……どうなるの?スタンバイフェイズ飛ばしちゃうからやっぱダメ? -- 名無しさん (2023-08-20 20 46 00) 2000~3000でも1枚の火力としては破格だから、サイク制限くらいの時代のグッドスタッフにも時々紛れ込んでた記憶ある -- 名無しさん (2023-08-20 21 09 39) このカードが活躍してた時代は人食い虫とかハネハネなんかが余裕で活躍出来てたから文字通り別の時代のカードだわな。ステルスバードと並んで当時のバーンカードの象徴だった。 -- 名無しさん (2023-08-20 21 59 00) このカードの最後の輝きたる魔将同(漢字違うが正しい感じが思い出せない)が紹介されてないとは! -- 名無しさん (2023-08-20 22 05 14) 説明が完全にスパロボのそれwwww -- 名無しさん (2023-08-20 23 47 26) ↑↑魔鍾洞、な -- 名無しさん (2023-08-21 11 15 51) 効果が発動後に経過した「ターン」だったら運命の火時計で短縮できるコンボができてたかな。 -- 名無しさん (2023-08-21 11 39 54) ↑小学生の頃波動キャノンを火時計で加速させてる友人いたなぁ -- 名無しさん (2023-08-21 15 14 41) 効果は全く違うけど似たカード名のメガトン魔導キャノンもある -- 名無しさん (2023-09-06 23 36 20) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/4957.html
遊☆戯☆王5D'S TAG FORCE 5 機種:PSP 作曲者:藤森崇多,小堀修一,佐藤敦史,古澤利久,村井美紀,広野智章 発売元:コナミ 発売年:2010 概要 PSPで展開されてる遊戯王タッグフォースシリーズ『遊戯王5D'S』の2作目。 タッグフォース4のでの不満点が殆ど解消されているゲームオリジナル女性キャラの多くが個別グラが設定されて、カードゲームもできるギャルゲー化。なお今作の主人公は前作主人公とは別人の設定。 前作からメニュー・デュエル曲が軒並み変更。さらにミュージックプレーヤーが追加。曲名と担当作曲者が判明した。 収録曲(ミュージックプレーヤー順) 曲名 作・編曲者 補足 順位 Welcome! kobo タイトル・メインメニュー Art Of Warfare kobo デッキ編集 Calm Place Sota Fujimori New Item kobo カードパック購入画面 Challenging DUEL kobo デュエル開始(対戦相手紹介) Feel Great kobo デュエル勝利(リザルト画面) Never Mind kobo デュエル敗北(リザルト画面) Doom kobo デュエル敗北(イベント時) Destination Map Sota Fujimori マップセレクト Bartender Blues 劇団レコード マップBGM(マーサハウス他) Back Ally kobo マップBGM(ジャンク市場他) Be With you Sota Fujimori マップBGM(ポッポハウス他) Chatting Sota Fujimori マップBGM(ハイウェイ他) Funky City Sota Fujimori マップBGM(シティ繁華街他) Arcadia Security Sota Fujimori マップBGM(治安維持局他) Top Of The City Miki Murai マップBGM(デュエルアカデミア他) Lua*Luca Miki Murai マップBGM(龍亞と龍可のペントハウス他) My Room kobo マップBGM(自室) Gloomy News kobo イベント会話時BGM Day-To-Day kobo Gray Cloud 劇団レコード Disquiet Miki Murai Confusion Miki Murai A Crisis Miki Murai Ancient Memory Miki Murai Sorrow Miki Murai I Gotta Go Sota Fujimori One More Sweet Sota Fujimori イベント会話時BGM(キャラクリアアフタートーク) The Duel Stadium Miki Murai イベント会話時BGM(タッグトーナメント開始前) Playtime kobo デュエルBGM(通常) Hardball kobo デュエルBGM(イベント戦) Back To 2001 Pt2 Sota Fujimori Dark Ruler kobo デュエルBGM(イリアステル三皇帝戦) 2010年180位 Duel Tournament Sota Fujimori デュエルBGM(タッグトーナメント) Tag Force Sota Fujimori デュエルBGM(イベント戦) Reaching Sota Fujimori デュエルBGM(プレイヤー有利) Win This Game Sota Fujimori デュエルBGM(プレイヤー不利) Don't Wanna Loose Sota Fujimori デュエルBGM(イベント戦) Toward The Light Sota Fujimori デュエルBGM(デステニードロー使用) 第2回マイナーゲーム78位PSP36位 Destiny Draw Sota Fujimori TF4デュエル曲(UMD連動特典) Manipulated Sota Fujimori ミュージックプレーヤー未収録分(仮タイトル) オープニング オープニングムービー エンディング エンディングムービー(スタッフロール) イベントタイトル画面 イベントサブタイトル表示ジングル デュエル地蔵 デュエル地蔵BGM